四半期報告書-第57期第1四半期(平成26年2月1日-平成26年4月30日)

【提出】
2014/06/02 16:00
【資料】
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行による金融緩和の効果により企業収益は改善し、個人消費においては消費税率引き上げに伴う駆け込み需要及びその反動減が見られたものの、全体的に緩やかな回復基調が続きました。
百貨店業界におきましては、消費税率引き上げの前後に売上高の大幅な増減が見られたものの、相対的には底堅く推移いたしました。
このような環境のもとで当社は、新企画「春の特別逸品会」や著名美術作家の展示会などを開催し、消費税増税前の高額商品の需要に対応するとともに、集客力の向上に向けて、写真展「ねこ歩き」や「ジャンプショップin長野2014」などの新規イベントを開催してまいりました。また、接客サービス面におきまして、各売場の担当者が、それぞれの売場特有のお客さまのご要望にお応えする「サービスファースト活動」の取り組みを開始し、お客さま満足度の向上に努めてまいりました。
以上のような施策を積極的に展開し、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,634,070千円(前年同期比1.9%増)となりました。また、収支面におきましては、経費の有効活用とコスト削減に努めた結果、営業利益は70,341千円(前年同期比33.0%増)、経常利益は59,414千円(前年同期比41.2%増)、四半期純利益は28,116千円(前年同期比62.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、主に現金及び預金や売掛金の減少により、前連結会計年度末に比べ191,810千円減少して、18,494,731千円となりました。
負債は、主に仕入債務の減少により、前連結会計年度末に比べ163,558千円減少して10,922,895千円となりました。
純資産は、主に退職給付に関する会計基準の適用に伴うその他包括利益累計額の減少により、前連結会計年度末に比べ28,251千円減少して7,571,835千円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。