臨時報告書

【提出】
2017/03/15 15:09
【資料】
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提出理由

当社は、平成29年3月15日開催の取締役会において、当社のスポーツ事業をRIZAP株式会社へ譲渡することについて決議を行いましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の規定に基づき、本報告書を提出するものであります。

事業の譲渡又は譲受けの決定

(1) 当該事業の譲渡先の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容
名称 RIZAP株式会社
住所 東京都新宿区北新宿2-21-1
代表者の氏名 代表取締役 瀬戸 健
資本金の額 8億85百万円
事業の内容 フィットネス経営
(2) 当該事業譲渡の目的
当社グループでは事業の持続的な成長を目指す事業戦略として①「M&A戦略の本格推進による事業規模拡大」、②「選択と集中による重点投資」、③「既存事業の強化」を掲げ、事業に取り組んでおります。和装宝飾事業ではその成長モデルが確立されつつあり、前第3四半期にM&Aで新たに加えた呉服・毛皮販売の子会社が好調な業績で推移し、第3四半期会計期間のセグメント売上高・セグメント利益は過去最高の数値となりました
一方、スポーツ事業においては、グループの共通戦略である「ソフトと価値の提供」に基づきメンテナンスサービスの商品化や体験イベントサービスの開催等を積極推進し、地域密着型の専門店として顧客創造に取り組んでまいりました。昨今の健康志向によりアウトドア関連・H&B(ヘルス・アンド・ビューティ)関連の売上は増加傾向にあるものの、主力であるウィンター関連・スポーツウェア関連については、暖冬による雪不足の影響に加え、消費者ニーズの多様化や業種を超えた競争激化などの影響もあり、減収が続く厳しい事業環境となっております。
このような中、当社事業の発展と今後の展開について他社との提携を含めて慎重に検討を重ねてまいりましたが、スポーツ事業においては、フィットネスクラブ経営において全国的な知名度と情報発信力を持ち、事業多角化を展開する中でアパレル事業への参画を加速させているRIZAP株式会社へ事業を譲渡することは、当該事業の発展につながると考え、また当社グループにおいては、美容と和装を中心とした事業への選択と集中を進め、経営資源の再分配を行うことで成長スピードを加速させることができると判断し、本事業譲渡を決定いたしました。
なお、本事業譲渡は、会社法467条第1項の規定に該当する事業譲渡であるため、平成29年5月22日開催予定の臨時株主総会にて「事業譲渡承認の件」が承認可決されることを条件としております。
(3) 当該事業契約の内容
譲渡事業 スポーツ事業
譲渡事業の売上高 3,724百万円(2016年3月期 連結売上高実績23,791百万円の15.7%)
譲渡する資産及び負債 流動資産 758百万円    流動負債 36百万円
                        固定資産 719百万円 固定負債 72百万円
                        資産合計 1,478百万円 負債合計 109百万円
譲渡価額 15億円
ただし、譲渡価額につきましては、平29年1月末日現在から事業譲渡日時点までにおける資産及び負債の変動額を考慮するため、実際の譲渡価額は当該金額とは異なる場合があります。
日程 平成29年3月15日 取締役会決議日、事業譲渡契約締結
平成29年5月23日(予定) 事業譲渡日
以 上