7616 コロワイド

7616
2024/03/28
時価
1864億円
PER 予
164.67倍
2010年以降
赤字-383.02倍
(2010-2023年)
PBR
4.14倍
2010年以降
1.47-15.99倍
(2010-2023年)
配当 予
0.23%
ROE 予
2.52%
ROA 予
0.43%
資料
Link
CSV,JSON

減損損失 - ㈱レインズインターナショナル

【期間】
  • 通期

連結

2018年3月31日
2億5400万
2019年3月31日 +35.83%
3億4500万
2020年3月31日 +999.99%
68億6300万
2021年3月31日 -59.54%
27億7700万
2022年3月31日 -38.1%
17億1900万
2023年3月31日 +153.81%
43億6300万

有報情報

#1 事業の内容
㈱アトムは、「ステーキ宮」・「にぎりの徳兵衛」・「寧々家」などのレストラン業態及び居酒屋業態の直営飲食店の運営及びフランチャイズ事業の運営を行っております。
㈱レインズインターナショナルは、「牛角」・「温野菜」・「土間土間」・「かまどか」・「手作り居酒屋 甘太郎」・「北の味紀行と地酒 北海道」・「FRESHNESS BURGER」など、国内及び海外においてレストラン業態及び居酒屋業態の直営飲食店の運営の他、フランチャイズ加盟店の募集、加盟店の経営指導、商品の企画販売及び食材等の供給を行っております。
カッパ・クリエイト㈱は、「かっぱ寿司」などのレストラン業態の直営飲食店の運営の他、寿司・調理パンなどのデリカ事業を行っております。
2023/06/28 15:13
#2 事業等のリスク
②店舗固定資産の減損
当社グループでは、営業店舗を中心に土地、設備等を保有しており、直営店舗等について営業活動から生ずる損益が著しく低下、又は資産の市場価格が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
③のれんの減損
2023/06/28 15:13
#3 保証債務の注記
以下の会社に対して、金融機関からの借入金、リース債務、割賦債務について、債務の保証を行っております。
前事業年度(2022年3月31日)当事業年度(2023年3月31日)
㈱レックス20,79217,865
㈱レインズインターナショナル22164
22,14618,547
2023/06/28 15:13
#4 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
(2023年3月31日現在)
㈱アトム687(2,842)
㈱レインズインターナショナル(子会社21社を含む)1,703(4,714)
カッパ・クリエイト㈱(子会社2社を含む)798(6,612)
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(パートタイマー、有期契約社員、嘱託社員を含み、派遣社員は除く)は、( )内に1日8時間換算による年間平均雇用人員を外数で記載しております。
2.前連結会計年度末に比べ従業員数が1,092名減少し、臨時従業員数が3,501名増加しておりますが、これは、株式会社レインズインターナショナルのインドネシア子会社従業員約1,100名を現地の労働法改正に伴い臨時従業員の人数に振り替えたこと、(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の新設に伴い、有期契約社員及び嘱託社員の人数を臨時従業員の人数に振り替えたこと、及び前連結会計年度における新型コロナウイルス感染症による時短・休業店舗が通常営業に戻ったこと等によるものです。
2023/06/28 15:13
#5 沿革
年月事項
2012年10月㈱レックス・ホールディングスの発行済株式総数の66.6%を取得し、連結子会社化。
2013年1月㈱レックス・ホールディングスが㈱レインズインターナショナルを吸収合併。それに伴い、商号を㈱レインズインターナショナルに変更。
2013年3月㈱フードテーブルを設立。
2014年12月カッパ・クリエイトホールディングス㈱の発行済株式総数の50.71%を取得し、連結子会社化。
2015年1月発行済株式総数の66.6%を保有する㈱レインズインターナショナルの株式を買増することにより同社の発行済株式総数の100%を取得。
2015年4月連結子会社である㈱コロワイドMD及び㈱コロワイド東日本は、2015年4月1日付で㈱コロワイドMDを存続会社とする吸収合併を行い、㈱コロワイド東日本は同日付で消滅。当社が保有する㈱バンノウ水産の全株式を㈱コロワイドMDへ譲渡。連結子会社である㈱レインズインターナショナル及び㈱コスト・イズは、2015年4月1日付で㈱コスト・イズにおける酒類購買・販売事業を除く一切の事業を㈱レインズインターナショナルへ吸収分割により事業継承。PT REINS MARINDO INDONESIAを設立。
2015年10月カッパ・クリエイトホールディングス㈱がカッパ・クリエイト㈱を吸収合併。それに伴い、商号をカッパ・クリエイト㈱に変更。カッパ・クリエイト・サプライ㈱がF.デリカッパ㈱及び㈱ジャパンフレッシュを吸収合併。それに伴い、商号を㈱ジャパンフレッシュに変更。
2016年2月台灣瑞滋國際股份有限公司を設立。
2016年12月㈱レインズインターナショナルが㈱フレッシュネスの発行済株式総数の全株式を取得し、連結子会社化。㈱レインズインターナショナルがREINS INTERNATIONAL(USA)CO.,LTD.の発行済株式総数の全株式を取得し、連結子会社化。
2017年5月㈱バンノウ水産が、静岡県静岡市に静岡工場を竣工。
2019年3月㈱WORITSを設立。
2019年3月㈱コロワイドMDが、飲食事業を㈱レインズインターナショナルへ吸収分割。
2019年7月㈱華八を設立。
2019年10月㈱コロワイドMDが保有するCOLOWIDE VIETNAM.,JSC.の全株式を㈱レインズインターナショナルへ譲渡。
2019年12月㈱ダイニングエールを設立。
2020年3月㈱レインズインターナショナルは㈱アスラポートより牛角エリアフランチャイズ事業を譲受ける。
2020年3月㈱アトムが保有する㈱アトム北海道の全株式を㈱レインズインターナショナルへ譲渡。
2020年6月㈱フューチャーリンクを設立。
2022年3月㈱アトムが保有する㈱エムワイフーズの全株式を㈱コロワイドMDへ譲渡。
2022年3月㈱レインズインターナショナルが㈱レインズ北海道(旧 ㈱アトム北海道)を吸収合併。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
2023/06/28 15:13
#6 注記事項-その他の営業収益及びその他の営業費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
その他の営業費用の内訳は以下の通りであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
減損損失(注1)2,7537,061
その他(注2)(注3)8411,537
(注1)減損損失に関する詳細は、注記「13.有形固定資産」、「14.のれん及び無形資産」及び「19.リース」をご参照下さい。
(注2)前連結会計年度における「その他」には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で休業した店舗の休業中に発生した固定費(減価償却費、人件費等)が含まれております。
2023/06/28 15:13
#7 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1)無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(注2)減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
帳簿価額
2023/06/28 15:13
#8 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価する為に、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として直営飲食店の運営及びFC事業の展開を行っております。業態の類似性、営業業態の共通性等を総合的に考慮し、「㈱コロワイドMD」、「㈱アトム」、「㈱レインズインターナショナル」、「カッパ・クリエイト㈱」及び「㈱大戸屋ホールディングス」の5つを報告セグメントとしております。尚、セグメントの経営成績には、「㈱レインズインターナショナル」は子会社21社、「カッパ・クリエイト㈱」は子会社2社、「㈱大戸屋ホールディングス」は子会社8社を含んでおります。
㈱コロワイドMDは、各種食料品の商品開発・調達・製造・物流のマーチャンダイジング全般を行っております。尚、㈱コロワイドMDは、第1四半期連結会計期間末において㈱バンノウ水産を吸収合併しております。
2023/06/28 15:13
#9 注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)(連結)
リースに係る損益及びキャッシュ・フローは以下の通りであります。
(単位:百万円)
リース負債に係る金利費用986982
使用権資産に係る減損損失(注1)(注2)(注3)4311,878
リースに係るキャッシュ・アウト・フローの合計額18,20717,743
(注1)使用権資産の減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
(注2)減損損失は、主として店舗設備から生じたものであります。
2023/06/28 15:13
#10 注記事項-投資不動産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
連結財政状態計算書計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額であります。
(2)公正価値
2023/06/28 15:13
#11 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1)有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(注2)減損損失は、主として店舗設備から生じたものであります。
営業活動から生ずる損益が著しく低下、又は資産の市場価格が帳簿価額より著しく下落している資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しております。尚、当該資産グループの回収可能価額は主として使用価値により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フロー見積額を、税引前割引率(前連結会計年度7.5%~16.8%、当連結会計年度7.4%~17.0%)でそれぞれ現在価値に割り引いて算定しております。
2023/06/28 15:13
#12 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
給食事業につきましては、病院給食及び介護施設給食への参入による事業規模の拡大を展望しており、外食市場での競争により培ったメニュー開発力や高い運営効率、セントラルキッチンを活用したミールキットによる調理効率の向上により、フードサービスカンパニーとしての優位性を活かした展開を行っていきます。
また抜本的な収益改善に向け2023年3月期におきまして、減損損失の計上及び事業ポートフォリオの見直し等による閉店の処理を進めました。これにより2024年3月期の事業利益に対しては、減価償却費の減少及び閉店に伴う赤字額削減等により、28億円の利益押し上げ効果が期待出来ます。
以上を前提とした事業計画に基づき、会計上の見積りを実施しております。
2023/06/28 15:13
#13 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
リース期間はリースの解約不能期間に、リースを延長するオプションの対象期間(当社グループが当該オプションを行使することが合理的に確実である場合)、リースを解約するオプションの対象期間(当社グループが当該オプションを行使しないことが合理的に確実である場合)を加えたものとして決定しております。
開始日後において、使用権資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しております。ここで、使用権資産を減価償却する際には、IAS第16号「有形固定資産」の減価償却の要求事項を適用しております。また減損しているかどうかを判定し、識別された減損損失を会計処理する際には、IAS第36号「資産の減損」を適用しております。使用権資産の減価償却は、原資産の所有権がリース期間の終了時までに当社グループに移転する場合には、開始日から原資産の耐用年数の終了時まで、それ以外の場合には、開始日から使用権資産の耐用年数の終了時、又はリース期間の終了時のいずれか早い方までにわたり、実施しております。
開始日後において、リース負債は、次の通り測定しております。
2023/06/28 15:13
#14 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1998年4月YKK㈱入社
2007年12月㈱レックス・ホールディングス(現㈱レインズインターナショナル)入社
2015年4月㈱レインズインターナショナル取締役
2023/06/28 15:13
#15 監査報酬(連結)
b.店舗業務監査では、集計分析・監査計画立案
㈱アトムにつきましては、「内部監査室」を設け専任者5名、㈱レインズインターナショナルにつきましては、「内部監査室」専任者6名、カッパ・クリエイト㈱につきましては、「内部監査室」専任者4名、㈱大戸屋ホールディングスにつきましては、「内部監査室」専任者4名で上記の業務を担当しております。
内部監査の結果につきましては、内部統制担当には都度、代表取締役及び監査等委員会には定期的に報告すると共に、取締役会には年1回、年度総括報告を行っております。
2023/06/28 15:13
#16 経営上の重要な契約等
(主なフランチャイズ契約の要旨)
当社の連結子会社である㈱レインズインターナショナルは、店舗運営希望者に対してフランチャイズ契約を締結することでフランチャイズ権の付与を行っております。尚、契約の要旨は次の通りであります。
内容当社の連結子会社である㈱レインズインターナショナルは、本契約の有効期間中、加盟店が所定の契約事項を履行することを条件として、一定の場所での店舗の設置を認める。また当該場所において事業運営マニュアル、その他㈱レインズインターナショナルの事業ノウハウ及び㈱レインズインターナショナルが所有する特定の商標の使用によってフランチャイズ契約店舗として開店し、経営する資格を付与する。上記に付随して、㈱レインズインターナショナルは加盟店に対して業務に関する一定の指導援助を行う。
契約期間契約締結日から起算して5年間。ただし、延長条項が存在する。
契約内容加盟金当該契約締結時に一定額の支払
保証金当該契約締結時に一定額を預託
ロイヤリティ店舗の月間総売上高の5%の支払
(注)フランチャイズ契約とは主に「炭火焼肉酒家 牛角フランチャイズチェーン加盟契約」「しゃぶしゃぶ 温野菜フランチャイズチェーン加盟契約」「居酒家 かまどかフランチャイズチェーン加盟契約」「居酒家 土間土間フランチャイズチェーン加盟契約」であります。
2023/06/28 15:13
#17 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
以上の取組みに加え2024年3月期以降の抜本的な収益改善に向け、一過性の費用として減損損失70億61百万円を計上致しました。
過去数年に亘り店舗等の固定資産に対する減損損失を計上して参りましたが、コロナ禍が沈静化した後の市場環境に対する見通しが、より明瞭になりつつあることを踏まえ、将来的にリスクが生じる恐れがあるものを含め今回処理を行いました。これには事業ポートフォリオの見直し等による、2024年3月期の閉店予定37店舗分も含んでおります。
加えて、当社の連結子会社である㈱レインズインターナショナルにおいて、コロナ禍からの業績回復状況を踏まえ将来的な計画を見直した結果、同社の居酒屋業態に係るのれんに対し7億90百万円の減損損失を計上しております。
2023/06/28 15:13
#18 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資額は、総額3,438百万円(店舗等賃借に係る差入保証金77百万円を含む)であり、店舗の建物・設備及び既存店改装などに投資しております。
(3)㈱レインズインターナショナル
当連結会計年度の設備投資額は、総額3,057百万円(店舗等賃借に係る差入保証金232百万円を含む)であり、店舗の建物・設備及び既存店改装などに投資しております。
2023/06/28 15:13
#19 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
減価償却費及び償却費621,76522,696
減損損失6,282,7537,061
金融収益29△897△1,223
2023/06/28 15:13
#20 連結損益計算書(IFRS)(連結)
②【連結損益計算書】
(単位:百万円)
その他の営業費用
減損損失282,7537,061
その他288411,537
(注)売上総利益から事業利益への調整表
2023/06/28 15:13