有価証券報告書-第31期(平成30年6月1日-令和1年5月31日)

【提出】
2019/08/29 15:27
【資料】
PDFをみる
【項目】
157項目

事業内容

当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下、「当社」という)、連結子会社4社により構成されており、パソコン、サーバー、タブレットといったIT機器の導入・レンタル、運用管理や通信・クラウド等の関連ITサービス、使用済みIT機器の回収・データ消去、リユース・適正処分まで、ワンストップでサポートを行うLCM(※1)サービスを中心に事業を行っております。
(※1)LCM:ライフサイクルマネジメント
IT機器の導入、運用・管理、使用後の機器の排出・適正処分を管理する仕組み。
当社グループの事業における位置付け及び事業の種類別セグメントとの関係は、次のとおりであります。以下に示す区分は、事業の種類別セグメントと同一区分であります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分方法、売上高及び利益又は損失の算定方法を変更しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
① LCM事業
IT機器のLCMサービスを提供しております。 IT機器の導入・運用フェーズにおいては、IT機器レンタル・関連ITサービス(運用・管理、クラウドサービス、通信サービス、セキュリティ、ネットワークインフラ構築等)を提供し、使用済みIT機器の処分フェーズにおいては、引取回収・データ消去サービスを提供しております。
② リマーケティング事業
主にLCMサービスにより回収した使用済みIT機器を、高価値品はテクニカルセンターで製品化し、リユース品として販売しております。また、再利用不可の機器については分解して素材化し、当社の監査基準を満たすリサイクル業者へ販売することで、企業等の廃棄物削減と適正処分を推進しております。
③ コミュニケーション・デバイス事業
観光業界を中心にイヤホンガイドⓇ(※2)の製造販売・保守サービスを展開しております。株式会社ケンネットの事業がこちらに該当いたします。
(※2)イヤホンガイドⓇ
送信機と複数の受信機からなる、手のひらサイズの音声ガイド用機器。観光地ガイドを中心に、国際会議での通訳、騒音の多い工場見学、大きな声を出せない美術館や博物館等、各種ガイド用途で利用されており、株式会社ケンネットが90%以上の国内シェアを有しております。
④ その他事業
企業オーナー・経営者との直接、又は代理店を通したM&A仲介・アドバイザリ、人材紹介事業を行っております。株式会社エムエーピーの事業がこちらに該当いたします。
事業の系統図は、概ね次のとおりであります。