当社の連結子会社である株式会社アスラポート(以下、「アスラポート」といいます)は、平成30年5月15日に開催された同社取締役会において、株式会社ジェイアンドジェイ(以下、「ジェイアンドジェイ」といいます)が保有する海鮮居酒屋業態の事業を、アスラポートの100%子会社である株式会社十徳を通じて取得することを決議しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の規定に基づき、この臨時報告書を提出するものであります。
なお、本件事業譲受は株式会社地域経済活性化支援機構(以下「機構」と言います。)がジェイアンドジェイを支援対象事業者として地域経済活性化支援機構法第31 条に規定する買取決定等を行うことを条件としております。

(1)当社連結子会社の名称、住所及び代表者の氏名
名称 株式会社アスラポート
住所 東京都品川区西五反田一丁目3番8号
代表者の氏名 代表取締役社長 檜垣周作
(2)事業譲受会社の名称、住所及び代表者の氏名
名称 株式会社十徳
住所 熊本県熊本市西区春日七丁目19番34号
代表者の氏名 代表取締役社長 三浦孝幸
(3)当事業譲渡会社の名称、住所代表者の氏名、資本金及び事業の内容
名称 株式会社ジェイアンドジェイ
住所 熊本県熊本市西区春日七丁目19番34号
代表者の氏名 代表取締役社長 松山勝幸
資本金 483百万円
事業の内容 洋風・和風居酒屋及び活魚料理店・回転寿司の経営など
(4)事業譲受の目的
当社グループは、全国で820店舗の飲食等の店舗を展開しているため、一定規模の購買力を有しており、また、食材の輸入・卸事業を運営する企業も擁しているため、これらの購買や調達、物流を共同で行うことにより、物流(配送)効率の向上のみならず、仕入値の低減が可能となると考えております。また、当社グループが保有する飲食店運営に関する人材を含むリソースやノウハウを店舗運営に投下することや、当社グループが有するFCパッケージを活用したフランチャイズ展開の支援、今まで充分に出来なかった設備投資を含む既存店の改装や当社グループの他の業態への転換などにより、売上高と利益の向上に繋げることができると考えております。
一方、ジェイアンドジェイは、鮮魚に関する仕入先やレシピなどのノウハウを多く保有しておりますので、当社グループに対して当該仕入ルートやノウハウ等の提供を通して、当社グループにおける既存店舗のメニューの充実を図れるほか、当社グループの既存の居酒屋業態を「十徳や」等のブランドに転換することが可能となります。
以上のことから、事業譲受会社がジェイアンドジェイの海鮮居酒屋業態の事業を取得することは、当社グループの企業価値を向上させていくために有益であると考えております。
 
(5)事業譲受の内容
①譲受ける事業の内容
ジェイアンドジェイが営む海鮮居酒屋業態(全て直営店舗)の事業の一切を引き受けます。
②譲受ける事業の資産および負債
店舗の建物や建物付属設備等の有形固定資産910百万円、敷金等の投資その他の投資等560百万円、及び譲受事業に係る譲受日現在の売掛金等の流動資産、買掛金等の流動負債・固定負債の金額となります。
③譲受価額
業譲渡契約書に定める事項(具体的には事業譲渡価額や事業譲受会社が免責的に引き受ける債務額など)に従い決定いたしますが、現時点では確定しておりません。
④日程 取締役会決議日 平成30年5月15日
機構による再生支援決定 平成30年5月15日
事業譲渡契約締結日 平成30年5月15日
株主総会決議日 平成30年5月31日(予定)
事業譲受日 平成30年6月21日(予定)
以上