有価証券報告書-第90期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/30 9:10
【資料】
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【項目】
129項目

税効果会計関係

(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
繰延税金資産
貸倒引当金1,485百万円1,541百万円
減価償却費55百万円48百万円
退職給付引当金148百万円142百万円
有価証券償却236百万円224百万円
未払事業税6百万円48百万円
その他155百万円157百万円
繰延税金資産小計2,088百万円2,164百万円
評価性引当額△1,002百万円△1,071百万円
繰延税金資産合計1,085百万円1,093百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金△5,338百万円△3,953百万円
その他△96百万円△112百万円
繰延税金負債合計△5,435百万円△4,065百万円
繰延税金資産(負債)の純額△4,349百万円△2,971百万円


2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度
(平成27年3月31日)
当事業年度
(平成28年3月31日)
法定実効税率35.3%32.8%
(調整)
交際費等永久に損金に
算入されない項目
1.20.9
受取配当金等永久に益金に
算入されない項目
△6.7△1.1
住民税均等割等1.00.8
控除対象外所得税1.10.0
評価性引当額の増減△28.57.6
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正7.42.9
その他1.9△1.3
税効果会計適用後の法人税等の
負担率
12.7%42.6%

3 法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の32.06%から、平成28年4月1日に開始する事業年度及び平成29年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については30.69%に、平成30年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については30.45%となります。この税率変更により、繰延税金負債は161百万円減少、その他有価証券評価差額金は209百万円増加、法人税等調整額は48百万円増加しております。再評価に係る繰延税金負債は29百万円減少、土地再評価差額金は同額増加しております。