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金利上昇局面における、有価証券ポートフォリオの組替えに起因した、市場関連収益の減少がありましたが、預貸金収益や海外の融資関連手数料の増加、そして、相場変動を捉えた外為収益やトレーディング収益の増加等によって、連結業務純益は大きく増加しました。一方で、MUB株式譲渡に伴う一過性の損失等もあり、結果、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高益であった前年度並みの水準となりました。また、ROEは為替の影響もあり低下しました。 |
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営業経費は、為替影響による海外経費の増加や、MUB株式譲渡による影響等もあり増加しましたが、経費率は連結業務粗利益の増加により低下しました。 | 分母のリスク・アセットコントロールを継続し、普通株式等Tier1比率は十分な水準を確保しています。 |
(注) 1. | 親会社株主に帰属する当期純利益 | | | | {(期首株主資本合計+期首為替換算調整勘定)+(期末株主資本合計+期末為替換算調整勘定)}÷2 | 2. バーゼルⅢ規制見直しの最終化によるリスク・アセット増加影響を反映させた試算値 |
当連結会計年度における主な項目は、以下のとおりであります。
| | 前連結会計年度(A)(億円) | 当連結会計年度(B)(億円) | 前連結会計年度比(B-A)(億円) |
うち年金バイアウトに伴う損失 | | ― | △781 | △781 |
うち関連会社株式売却損益 | | 289 | △294 | △583 |
うち持分変動損益 | | 452 | △237 | △689 |
① 経営成績の分析
(ⅰ) 主な収支