有価証券報告書-第12期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
経営上の重要な契約等
(1) 子会社との経営管理契約の締結
当社は、当社グループの経営目標の達成並びに業務の健全かつ適切な運営の確保のため、株式会社三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社、三菱UFJニコス株式会社、アコム株式会社との間で、経営管理に関する契約を締結しております。
(2) 日立キャピタルとの資本業務提携
当社及び当社の持分法適用関連会社である三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」という。)は、株式会社日立製作所(以下、「日立製作所」という。)が保有する日立キャピタル株式会社(以下、「日立キャピタル」という。)の普通株式に関する株式譲渡契約を平成28年5月13日に締結し、当社、当社の連結子会社である株式会社三菱東京UFJ銀行(以下、「三菱東京UFJ銀行」という。)、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社は以下内容で業務提携等に関して基本合意いたしました。
この基本合意に基づき、平成28年8月29日付で当社、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社間で金融プラットフォームに関する業務提携契約を締結しております。
また、平成28年10月3日付で日立製作所が保有する日立キャピタル株式の一部取得手続きを完了しております。その結果、当社及び三菱UFJリースが保有する日立キャピタル株式の議決権所有割合は当社が23.0%、三菱UFJリースが4.2%となっております。
① 資本提携の概要
② 業務提携の概要
当社、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社は、インフラ産業を金融面で支援するために、三菱UFJリース及び日立キャピタルが主体となり主に以下の領域を中心として協働を推進し、オープンな金融プラットフォームを構築するために、今後協議を進めていきます。
[主な協働推進領域]
(ⅰ)環境・エネルギー分野
(ⅱ)都市インフラ・公共施設
(ⅲ)不動産等分野
(ⅳ)米州、ASEAN、中国等での具体的な提携
③ 日立キャピタルの概要
(ⅰ)商号:日立キャピタル株式会社
(ⅱ)事業内容:総合リース業
(ⅲ)設立:1957年
(ⅳ)所在地:東京都港区西新橋1-3-1 西新橋スクエア
(ⅴ)代表者:川部誠治
(ⅵ)資本金:9,983百万円(平成29年3月31日時点)
(ⅶ)従業員数:5,293名(連結ベース、平成29年3月31日時点)
(ⅷ)規模等(平成29年3月期)
(単位:百万円)
(注) 1.「調整後営業利益」は「売上総利益」と「販売費及び一般管理費」の差額であります。
2.上記の数値は、IFRSに準拠した日立キャピタルの決算短信の記載によっております。
(3) 子会社からの借入
当社は、当事業年度において、子会社からの借入について、継続しております。なお、当事業年度末時点における概要は以下のとおりであります。
① 旧三菱証券株式会社(現在の三菱UFJ証券ホールディングス株式会社)の株式取得に係わる借入
② 三菱UFJニコス株式会社に対する出資に係わる借入
③ モルガン・スタンレーに対する出資に係わる借入
④ アコム株式会社に対する出資に係わる借入
当社は、当社グループの経営目標の達成並びに業務の健全かつ適切な運営の確保のため、株式会社三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社、三菱UFJニコス株式会社、アコム株式会社との間で、経営管理に関する契約を締結しております。
(2) 日立キャピタルとの資本業務提携
当社及び当社の持分法適用関連会社である三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」という。)は、株式会社日立製作所(以下、「日立製作所」という。)が保有する日立キャピタル株式会社(以下、「日立キャピタル」という。)の普通株式に関する株式譲渡契約を平成28年5月13日に締結し、当社、当社の連結子会社である株式会社三菱東京UFJ銀行(以下、「三菱東京UFJ銀行」という。)、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社は以下内容で業務提携等に関して基本合意いたしました。
この基本合意に基づき、平成28年8月29日付で当社、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社間で金融プラットフォームに関する業務提携契約を締結しております。
また、平成28年10月3日付で日立製作所が保有する日立キャピタル株式の一部取得手続きを完了しております。その結果、当社及び三菱UFJリースが保有する日立キャピタル株式の議決権所有割合は当社が23.0%、三菱UFJリースが4.2%となっております。
① 資本提携の概要
(ⅰ)株式取得形態: | 日立キャピタルの親会社である日立製作所が保有する日立キャピタルの普通株式26,884,484株(23.0%)を市場外の相対取引の方法により取得し、当社の持分法適用関連会社となりました。なお、当社及び三菱UFJリースは、本提携に際し、日立キャピタルとの間で資本提携契約を締結しております。 |
(ⅱ)取得価額 : | 普通株式一株当たり3,400円 |
(ⅲ)取得価額総額: | 約914億円 |
(ⅳ)取得時期 : | 平成28年10月3日 |
(ⅴ)役員派遣 : | 当社から1名の日立キャピタル取締役を派遣 |
② 業務提携の概要
当社、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJリース、日立製作所及び日立キャピタルの5社は、インフラ産業を金融面で支援するために、三菱UFJリース及び日立キャピタルが主体となり主に以下の領域を中心として協働を推進し、オープンな金融プラットフォームを構築するために、今後協議を進めていきます。
[主な協働推進領域]
(ⅰ)環境・エネルギー分野
(ⅱ)都市インフラ・公共施設
(ⅲ)不動産等分野
(ⅳ)米州、ASEAN、中国等での具体的な提携
③ 日立キャピタルの概要
(ⅰ)商号:日立キャピタル株式会社
(ⅱ)事業内容:総合リース業
(ⅲ)設立:1957年
(ⅳ)所在地:東京都港区西新橋1-3-1 西新橋スクエア
(ⅴ)代表者:川部誠治
(ⅵ)資本金:9,983百万円(平成29年3月31日時点)
(ⅶ)従業員数:5,293名(連結ベース、平成29年3月31日時点)
(ⅷ)規模等(平成29年3月期)
(単位:百万円)
売上総利益 | 125,759 |
調整後営業利益 | 43,857 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 32,926 |
資産合計 | 3,245,029 |
資本合計 | 363,178 |
(注) 1.「調整後営業利益」は「売上総利益」と「販売費及び一般管理費」の差額であります。
2.上記の数値は、IFRSに準拠した日立キャピタルの決算短信の記載によっております。
(3) 子会社からの借入
当社は、当事業年度において、子会社からの借入について、継続しております。なお、当事業年度末時点における概要は以下のとおりであります。
① 旧三菱証券株式会社(現在の三菱UFJ証券ホールディングス株式会社)の株式取得に係わる借入
(ⅰ)借入先 | : 株式会社三菱東京UFJ銀行 |
(ⅱ)当初借入実施日 | : 平成17年7月1日 |
(ⅲ)当初借入金額 | : 228,498,188,490円 |
(ⅳ)期末時点借入金額 | : 180,152,058,545円 |
② 三菱UFJニコス株式会社に対する出資に係わる借入
(ⅰ)借入先 | : 株式会社三菱東京UFJ銀行 |
(ⅱ)当初借入実施日 | : 平成20年9月25日 |
(ⅲ)当初借入金額 | : 238,500,000,000円 |
(ⅳ)期末時点借入金額 | : 238,500,000,000円 |
③ モルガン・スタンレーに対する出資に係わる借入
(ⅰ)借入先 | : 株式会社三菱東京UFJ銀行 |
(ⅱ)当初借入実施日 | : 平成20年10月14日 |
(ⅲ)当初借入金額 | : US$9,000,000,000.00 |
(ⅳ)期末時点借入金額 | : (イ) US$4,052,175,867.68 |
(ロ) 324,811,157,100円 |
④ アコム株式会社に対する出資に係わる借入
(ⅰ)借入先 | : 株式会社三菱東京UFJ銀行 |
(ⅱ)当初借入実施日 | : 平成20年10月27日 |
(ⅲ)当初借入金額 | : 152,500,000,000円 |
(ⅳ)期末時点借入金額 | : 135,660,446,577円 |