四半期報告書-第110期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/09 15:29
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27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結会計期間におけるわが国経済を顧みますと、企業部門では収益が改善し、企業の業況判断も改善しております。設備投資は持ち直しております。家計部門では、雇用・所得環境の改善が続く中、個人消費は緩やかに持ち直しております。
当行グループの主たる営業基盤である福井県内の経済におきましては、製造業の生産は拡大しつつあります。個人消費は緩やかに回復しております。
このような環境下、当行及び当行連結子会社1社は「地域密着の徹底」を基本方針として、役職員一体となって積極的に業務に取組んだ結果、次のとおりとなりました。
当第3四半期連結会計期間末の連結財政状態については、総資産4,710億円、純資産222億円となりました。また、主要勘定残高としては、預金4,314億円(前年度末比80億円増加)、貸出金3,076億円(前年度末比57億円増加)、有価証券1,224億円(前年度末比16億円減少)となりました。
当第3四半期連結累計期間の損益につきましては、経常収益は、資金運用収益の減少及び貸倒引当金戻入益が減少したことにより、前年同期比6億41百万円減少して67億73百万円となり、経常費用は、次期勘定系システム構築費用の増加等により前年同期比2億89百万円増加して62億67百万円となった結果、経常利益は前年同期比9億30百万円減少の5億6百万円となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比8億45百万円減少し、3億92百万円となりました。
(2) 国内・国際業務部門別収支
資金運用収支は、43億46百万円となりました。内訳は、国内業務部門41億38百万円、国際業務部門2億8百万円となっております。役務取引等収支は、2億51百万円となりました。内訳は、国内業務部門2億50百万円、国際業務部門1百万円となっております。その他業務収支は、△1億76百万円となりました。内訳は、国内業務部門△35百万円、国際業務部門△1億41百万円となっております。
種類期別国内
業務部門
国際
業務部門
相殺消去額
(△)
合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間4,497198-4,696
当第3四半期連結累計期間4,138208-4,346
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間4,687199-4,886
当第3四半期連結累計期間4,269208-4,477
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間1900-190
当第3四半期連結累計期間1300-130
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間1811-182
当第3四半期連結累計期間2501-251
うち役務取引等収益前第3四半期連結累計期間805315792
当第3四半期連結累計期間911218895
うち役務取引等費用前第3四半期連結累計期間624115610
当第3四半期連結累計期間661118643
その他業務収支前第3四半期連結累計期間△17△30-△47
当第3四半期連結累計期間△35△141-△176
うちその他業務収益前第3四半期連結累計期間63829-667
当第3四半期連結累計期間687--687
うちその他業務費用前第3四半期連結累計期間65559-715
当第3四半期連結累計期間723141-864

(注) 1.「国内業務部門」とは当行及び(連結)子会社の円建取引、「国際業務部門」とは当行の外貨建取引であります。
2.相殺消去額(△)は、連結グループ企業間の取引金額を表示しております。
(3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況
役務取引等収益は、8億95百万円となりました。内訳は、国内業務部門で9億11百万円、国際業務部門で2百万円となっております。一方、役務取引等費用は、6億43百万円となりました。内訳は、国内業務部門で6億61百万円、国際業務部門で1百万円となっております。
種類期別国内
業務部門
国際
業務部門
相殺消去額
(△)
合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間805315792
当第3四半期連結累計期間911218895
うち預金・貸出業務前第3四半期連結累計期間303--303
当第3四半期連結累計期間313--313
うち為替業務前第3四半期連結累計期間21130214
当第3四半期連結累計期間21220214
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間96--96
当第3四半期連結累計期間130--130
うち代理業務前第3四半期連結累計期間4--4
当第3四半期連結累計期間4--4
うち保護預り・
貸金庫業務
前第3四半期連結累計期間0--0
当第3四半期連結累計期間0--0
うち保証業務前第3四半期連結累計期間38-1523
当第3四半期連結累計期間39-1820
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間624115610
当第3四半期連結累計期間661118643
うち為替業務前第3四半期連結累計期間381040
当第3四半期連結累計期間391040

(注) 1.「国内業務部門」とは当行及び(連結)子会社の円建取引、「国際業務部門」とは当行の外貨建取引であります。
2.相殺消去額(△)は、当行の(連結)子会社に対する信用保証料金額を表示しております。
(4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内
業務部門
国際
業務部門
相殺消去額
(△)
合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間426,352668127426,893
当第3四半期連結会計期間431,083182140431,425
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間158,644-127158,516
当第3四半期連結会計期間174,032-140173,891
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間267,286--267,286
当第3四半期連結会計期間256,600--256,600
うちその他前第3四半期連結会計期間420668-1,089
当第3四半期連結会計期間750182-932
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間----
当第3四半期連結会計期間----
総合計前第3四半期連結会計期間426,352668127426,893
当第3四半期連結会計期間431,083182140431,425

(注) 1.「国内業務部門」とは当行の円建取引、「国際業務部門」とは当行の外貨建取引であります。
2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3.定期性預金=定期預金+定期積金
4.相殺消去額(△)は、(連結)子会社の当行に対する預金の残高を表示しております。
(5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内業務部門306,197100.00307,642100.00
製造業28,3899.2727,0938.81
農業,林業3910.134750.15
漁業160.01650.02
鉱業,採石業,砂利採取業2250.071060.03
建設業19,0246.2118,8626.13
電気・ガス・熱供給・水道業2,2260.732,1280.69
情報通信業2,0760.689780.32
運輸業,郵便業5,5861.825,1391.67
卸売業,小売業33,59210.9733,39510.86
金融業,保険業17,0455.5712,4384.04
不動産業,物品賃貸業45,03414.7149,39216.06
各種サービス業25,7608.4126,7898.71
地方公共団体40,41713.2039,93612.98
その他86,41028.2290,84129.53
国際業務部門----
政府等----
金融機関----
その他----
合計306,197――307,642――

(注) 「国内業務部門」とは当行及び(連結)子会社の円建取引であります。