有価証券報告書-第78期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
業績等の概要
(1) 業績
当連結会計年度の営業収益は前年度比2.6%増の6,593億円、純営業収益は同1.8%減の5,322億円となりました。販売費・一般管理費は同1.1%増の3,613億円となり、経常利益は同6.3%減の1,845億円となりました。
これに、特別損益、法人税等及び少数株主利益を計上した結果、当期純利益は同12.4%減の1,484億円となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
[リテール部門]
前連結会計年度に比べて株式市場における取引が減少したことなどにより、純営業収益は2,320億円(前年度比8.3%減)、経常利益は777億円(同23.9%減)となりました。
[ホールセール部門]
前連結会計年度に引き続き債券の販売が好調だったことなどにより、純営業収益は1,805億円(同3.0%増)、経常利益は528億円(同11.5%増)となりました。
[アセット・マネジメント部門]
株式投資信託の販売増加に加え、円安・株高により運用資産残高が拡大したことなどにより、純営業収益は551億円(同13.2%増)、経常利益は321億円(同26.9%増)となりました。
[投資部門]
前連結会計年度に比べて大型の投資案件の回収が減少したことなどにより、純営業収益は83億円(同58.2%減)、経常利益は65億円(同62.1%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、トレーディング商品の増減、有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金の増減、銀行業における預金の増減などにより、7,259億円の増加(前年度は1兆1,235億円の増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出や有価証券の売却及び償還による収入、有形固定資産の取得による支出などにより、132億円の減少(同4,484億円の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減、長期借入れによる収入や長期借入金の返済による支出などにより3,433億円の増加(同255億円の増加)となりました。これらに為替変動の影響等を加えた結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、2兆9,205億円となりました。
当連結会計年度の営業収益は前年度比2.6%増の6,593億円、純営業収益は同1.8%減の5,322億円となりました。販売費・一般管理費は同1.1%増の3,613億円となり、経常利益は同6.3%減の1,845億円となりました。
これに、特別損益、法人税等及び少数株主利益を計上した結果、当期純利益は同12.4%減の1,484億円となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(単位:百万円)
純営業収益 | 経常利益 | |||||
平成26年 3月期 | 平成27年 3月期 | 対前年度 増減率 | 平成26年 3月期 | 平成27年 3月期 | 対前年度 増減率 | |
リテール部門 | 253,093 | 232,033 | △8.3% | 102,120 | 77,756 | △23.9% |
ホールセール部門 | 175,338 | 180,568 | 3.0% | 47,428 | 52,888 | 11.5% |
アセット・マネジメント部門 | 48,714 | 55,140 | 13.2% | 25,328 | 32,142 | 26.9% |
投資部門 | 19,989 | 8,351 | △58.2% | 17,171 | 6,506 | △62.1% |
その他・調整等 | 44,815 | 56,126 | ― | 4,996 | 15,284 | ― |
連結 計 | 541,951 | 532,220 | △1.8% | 197,045 | 184,578 | △6.3% |
[リテール部門]
前連結会計年度に比べて株式市場における取引が減少したことなどにより、純営業収益は2,320億円(前年度比8.3%減)、経常利益は777億円(同23.9%減)となりました。
[ホールセール部門]
前連結会計年度に引き続き債券の販売が好調だったことなどにより、純営業収益は1,805億円(同3.0%増)、経常利益は528億円(同11.5%増)となりました。
[アセット・マネジメント部門]
株式投資信託の販売増加に加え、円安・株高により運用資産残高が拡大したことなどにより、純営業収益は551億円(同13.2%増)、経常利益は321億円(同26.9%増)となりました。
[投資部門]
前連結会計年度に比べて大型の投資案件の回収が減少したことなどにより、純営業収益は83億円(同58.2%減)、経常利益は65億円(同62.1%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、トレーディング商品の増減、有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金の増減、銀行業における預金の増減などにより、7,259億円の増加(前年度は1兆1,235億円の増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出や有価証券の売却及び償還による収入、有形固定資産の取得による支出などにより、132億円の減少(同4,484億円の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減、長期借入れによる収入や長期借入金の返済による支出などにより3,433億円の増加(同255億円の増加)となりました。これらに為替変動の影響等を加えた結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、2兆9,205億円となりました。