有価証券報告書-第22期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/24 13:27
【資料】
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【項目】
145項目
当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要課題の一つとして位置付け、『中期経営計画2022』において、配当戦略として「利益水準に応じた安定的な配当の実施」「トータル・シェアホルダーズリターン等の指標の検討」を掲げております。
配当に関しては、長期安定的な経営基盤の確立に必要な内部留保水準、事業環境や業績動向、財務体質、資本効率などを総合的に勘案し決定しております。なお、当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本方針としており、配当の決定機関は、中間配当は定款の定めにより取締役会、期末配当は定時株主総会です。
『中期経営計画2022』の2年目にあたる2021年3月期につきましては、期中に予定していた大型取引の完了が遅れたこと等により計画していた目標数値に未達となりました。
しかし乍ら、2021年4月27日付適時開示「京都東山SIX SENSESホテル開発プロジェクトにおける不動産信託受益権譲渡に関するお知らせ」のとおり、2021年3月期に予定していた大型の取引が売買契約締結に至ったこと等を受け、当社の持続的成長をご支援いただいている多くの株主の皆様のご期待にもお応えすべく、長期安定的な経営基盤の確立に必要な内部留保水準、事業環境や業績動向、財務体質、資本効率などを総合的に勘案し、2021年3月31日を基準日とする期末配当につきまして、1株当たり20円00銭とする事といたしました。これは、前期実績が1株当たり20円00銭であったことから、同額の配当となります
当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日:2021年6月23日 定時株主総会決議
配当金の総額:170百万円
1株当たり配当額:20円
なお、2022年3月期にかかる配当予想につきましては、予算達成の進捗やキャッシュ・フローの状況等も考慮する必要があるため、現時点では未定とさせていただきます。