当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

特別損失の発生について
(1)当該事象の発生年月日
平成29年8月10日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
① 契約解除損失の計上(連結)
当社子会社である株式会社ZEエナジー(以下、「ZEエナジー」といいます。)がエア・ウォーター株式会社から受注した「安曇野バイオマスエネルギーセンター」の木質バイオマス化発電装置製造の契約解除に伴う契約解除損失557,194千円を計上いたします。
② 契約解除損失引当金繰入額の計上(連結)
上記契約解除に伴い第2四半期以降に発生する同装置の撤去費用等の契約解除損失引当金繰入額50,000千円を計上いたします。
③ のれん及び固定資産の減損損失の計上(連結)
平成27年12月にZEエナジーを完全子会社化する際に発生したのれんについて、同社の業績が当初策定の計画を下回って推移していること等を勘案して今後の事業計画を見直し回収可能価額を検討した結果、当初想定していた収益が見込めなくなったと判断し、のれんの減損を行うとともに固定資産の減損を行い、減損損失1,647,721千円を計上いたします。
④ 関係会社株式評価損の計上(個別)
当社が保有するZEエナジー株式の実質価額が著しく下落することとなったため、当第1四半期連結会計期間の個別決算において関係会社株式評価損1,298,437千円を計上いたします。なお、上記子会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
⑤ 貸倒引当金繰入額(個別)
当社が保有するZEエナジー株式の株式評価損計上に伴い、ZEエナジーに対する貸付金に関して貸倒引当金の計上が必要と判断し、当第1四半期連結会計期間の個別決算においてZEエナジーの債務超過相当額まで貸倒引当金繰入額1,072,968千円を計上いたします。なお、上記貸倒引当金繰入額は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、平成30年3月期第1四半期累計期間の連結決算及び個別決算に以下の特別損失を計上いたします。
(連結)
契約解除損失 557,194千円
契約解除損失引当金繰入額 50,000千円
のれんの減損損失 1,647,721千円
(個別)
関係会社株式評価損 1,298,437千円
貸倒引当金繰入額 1,072,968千円
以 上