半期報告書-第906期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

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2015/12/25 15:55
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104項目

業績等の概要

(1)業績
当中間連結会計期間における世界経済は、一部新興国においては景気の減速がみられたものの、米国や欧州においては緩やかに回復するなど、全体としては緩やかな回復基調が続きました。
わが国経済は、企業収益の改善や、設備投資の持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調が続きました。
このような経営環境のもと、当中間連結会計期間における業績は次のとおりとなりました。
経常収益は、保険引受収益が6,771億円、資産運用収益が321億円、その他経常収益が56億円となった結果、7,149億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が5,821億円、資産運用費用が100億円、営業費及び一般管理費が1,037億円、その他経常費用が28億円となった結果、6,987億円となりました。
以上の結果、経常利益は前年同期に比べ409億円減少し161億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税等などを加減した親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べ371億円減少し92億円となりました。
保険種目別の保険料・保険金は次のとおりであります。
イ 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前中間連結会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
火災105,54515.60.2138,12919.030.9
海上4,4530.6△18.35580.1△87.5
傷害51,2887.6△3.047,7856.6△6.8
自動車346,24451.02.6359,49449.53.8
自動車損害賠償責任89,60013.2△1.694,48613.05.5
その他81,30612.08.585,56911.85.2
合計678,438100.01.7726,024100.07.0
(うち収入積立保険料)(17,084)(2.5)(△9.5)(17,583)(2.4)(2.9)

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む。)
ロ 正味収入保険料
区分前中間連結会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
火災66,41710.9△1.689,43613.834.7
海上5,3210.9△7.83,1020.5△41.7
傷害37,1546.1△3.234,7475.3△6.5
自動車351,16057.72.5366,48656.54.4
自動車損害賠償責任84,78313.95.387,87213.53.6
その他64,12210.59.967,19510.44.8
合計608,961100.02.7648,841100.06.5

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
ハ 正味支払保険金
区分前中間連結会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
火災53,47215.240.534,73310.8△35.0
海上2,4770.7△25.81,3940.4△43.7
傷害16,3334.7△4.315,4054.8△5.7
自動車188,36153.6△3.6179,74255.9△4.6
自動車損害賠償責任62,26717.7△1.261,44819.1△1.3
その他28,4398.14.128,7519.01.1
合計351,352100.02.1321,476100.0△8.5

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
次に、セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
① 国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
当社(単体)の業績は次のとおりとなりました。
経常収益は、保険引受収益が6,405億円、資産運用収益が309億円、その他経常収益が28億円となった結果、6,743億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が5,455億円、資産運用費用が98億円、営業費及び一般管理費が960億円、その他経常費用が15億円となった結果、6,529億円となりました。
以上の結果、経常利益は前年同期に比べ359億円減少し、214億円となりました。経常利益に特別損益、法人税及び住民税などを加減した中間純利益は、前年同期に比べ321億円減少し、144億円となりました。
保険種目別の保険料・保険金は次のとおりであります。
イ 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前中間会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
火災104,31716.40.1136,85820.231.2
海上3,7980.6△23.7△18△0.0△100.5
傷害50,6407.9△3.446,9896.9△7.2
自動車323,84850.80.2331,99649.02.5
自動車損害賠償責任89,60014.0△1.694,48613.95.5
その他65,56810.30.067,82810.03.4
合計637,773100.0△0.6678,140100.06.3
(うち収入積立保険料)(17,084)(2.7)(△9.5)(17,583)(2.6)(2.9)

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む。)
ロ 正味収入保険料
区分前中間会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減
(△)率(%)
火災66,17911.3△1.689,22914.534.8
海上5,1170.9△9.02,9630.5△42.1
傷害36,8306.3△3.534,0985.6△7.4
自動車333,78757.20.6339,65255.41.8
自動車損害賠償責任84,78314.55.387,87214.33.6
その他56,9889.85.259,7239.74.8
合計583,687100.01.1613,539100.05.1

(注) 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
ハ 正味支払保険金
区分前中間会計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年9月30日)
金額
(百万円)
対前年増減
(△)率(%)
正味損害率(%)金額
(百万円)
対前年増減
(△)率(%)
正味損害率(%)
火災53,24140.583.334,616△35.041.4
海上2,448△26.551.01,413△42.348.4
傷害16,255△4.648.015,274△6.048.5
自動車181,614△4.459.3169,716△6.655.7
自動車損害賠償責任62,267△1.279.661,448△1.376.3
その他26,9982.651.026,602△1.547.4
合計342,8251.663.4309,072△9.855.3

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.正味損害率は正味支払保険金に損害調査費を加えて算出しております。
② 海外事業(海外保険子会社)
海外保険子会社セグメントの業績は次のとおりとなりました。
正味収入保険料は、アジアや欧州における増収を主因に前年同期に比べ96億円増加し、319億円となりました。
経常損益は、前年同期に比べ47億円減少し、51億円の損失となり、出資持分考慮後の中間純損益(セグメント損益)は、前年同期に比べ46億円減少し、49億円の損失となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、保険料の収入額が増加したことなどにより前年同期に比べ677億円増加し、551億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却・償還による収入が減少したことなどにより前年同期に比べ697億円減少し、△509億円となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期並みの△0億円となりました。これらの結果、当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は1,638億円となりました。