有価証券報告書-第51期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

【提出】
2014/03/28 10:15
【資料】
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【項目】
53項目

事業等のリスク

第1 企業の概況 3 事業の内容 に記載のとおり、当社は、ゴルフ場施設の賃貸先である一般社団法人長崎
国際(以下「社団法人」という。)と組織を一体化する方向で取組んでおります。
上記に伴い、以下のリスクが発生しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
1. 社団法人への依存リスク
当社は、ゴルフ場施設の賃貸先である社団法人の経営に依存しております。
(1)経営環境について
長崎県内の23ゴルフ場の内、12倶楽部が民事再生法や経営母体の変更等厳しい環境にあります。
これら倒産ゴルフ場を低価格で購入した外資系ゴルフ場等の低価格競争が社団法人の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2)訴訟について
社団法人は、複数の会員から預託金の返還を求める訴訟を提訴されております。
仮に、社団法人に不利な判決がでて、他の会員からも同様の訴訟を起こされる場合には、社団法人の財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
2. 組織が一体化できないリスク
一体化計画では、当社株主からその所有株式を社団法人の基金として拠出を受け、その後、当社のゴルフ場施設を社団法人へ移転し当社は清算する予定であります。
社団法人は、当事業年度末現在当社株式の4,352株(96.71%)を基金として拠出を受けておりますが、残余の株式の拠出を受けることができない場合、組織を一体化できないまま当社と社団法人が並存する可能性があります。