有価証券報告書-第153期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 15:04
【資料】
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【項目】
173項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、大規模プロジェクトの推進、事業用資産の増強、施設の改良、サービス向上のための設備投資を行い、当連結会計年度は不動産事業を中心に117,451百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資の金額には、ソフトウェア等無形固定資産への投資額も含めて記載しております。
交通事業では、鉄軌道業において新型車両の導入、自然災害対策、異常時対応力の強化、ホームと車両床面の段差・隙間縮小の推進、目黒線車内液晶モニタ新設工事、目黒線8両編成化に伴うホームドア延伸工事、目黒線8両編成化による輸送力増強、東急新横浜線開業に向けた各種工事、奥沢駅連絡デッキ及び待避線整備、有料着席サービスの拡充、池上線長原駅リニューアル工事、東横線都立大学駅外壁補強工事及びホーム屋根延伸工事等により利便性向上と安全対策のための設備投資を引き続き行いました。また、バス業において車両の新規購入を行う等、事業全体では49,246百万円の設備投資を行いました。
不動産事業では、当社が「歌舞伎町一丁目地区開発計画」の推進を行う等、事業全体では35,038百万円の設備投資を行いました。
生活サービス事業では、百貨店業、チェーンストア業における既存店舗設備の改装及び改修工事や、ケーブルテレビ事業における通信事業用設備工事等を行い、事業全体では32,559百万円の設備投資を行いました。
ホテル・リゾート事業では、ホテル業における既存ホテル設備の改修工事等を行い、事業全体では2,029百万円の設備投資を行いました。
前連結会計年度において不動産事業に記載しておりました当社の「中央区京橋一丁目所在土地建物」は、当連結会計年度に売却が完了しております。また、固定資産の一部について保有目的の変更に伴い、当連結会計年度に分譲土地建物に振替えております。