有価証券報告書-第125期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 15:19
【資料】
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【項目】
103項目

コーポレート・ガバナンスの状況

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は経営理念に基づき、地域のすべての人々から信頼を確保し、輸送の使命の質的向上を図るため、経営の意思決定の迅速化、監督機能の強化及び透明性の確保を重大な課題と認識しており、現行監査役制度の下に引き続きコーポレート・ガバナンス体制の整備に取り組んでいる。
② 当社の機関の内容
当社の取締役会は、社内取締役5名及び社外取締役1名で構成され、原則として年6回開催しており、法令で定められた事項はもとより経営上重要な事項についての意思決定、業務執行の監督を行うこととしている。
また、常勤取締役及び主要な現場長をメンバーとする「所属長会議」で取締役会において決定された方針に基づき経営上重要な案件につき協議を行っている。
当社の監査役は社内監査役3名で構成されており、取締役会に出席し必要に応じて意見を述べる等、取締役の職務執行の監査にあたっている。
当社は、取締役及び監査役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い累積投票によらないものとする旨定款に定めている。
③ 内部統制システムの整備、内部監査及び監査役監査の状況
当社では、健全で透明性の高い企業活動を継続するため、各種規程の整備と運用、的確な内部監査の実施に取り組んでいる。そのため、総務部(5名)において定期的に各部署に対する内部監査を実施し、必要に応じて是正措置を講じるとともに社長及び監査役に報告を行っている。
このほか、弁護士・公認会計士等の第三者からは、業務執行や会計上における健全性の観点から、適宜アドバイスを受けている。
④ 会計監査の状況
当社の会計監査業務を執行した公認会計士の氏名、所属する会計事務所又は監査法人名は以下のとおりである。
公認会計士の氏名所属する会計事務所又は監査法人名
指定有限責任社員
業務執行社員
山本 操司新日本有限責任監査法人
和田林 一毅

(注)当社の会計監査業務に係る補助者の構成は次のとおりである。
公認会計士3名、その他4名
⑤ 社外取締役
当社の社外取締役は1名である。社外取締役米原正明は、株式会社鳥取大丸の代表取締役社長であり、当社は同社との間で建物賃貸取引を行っている。なお、同社と当社の間に資本的関係はない。
当社は、社外監査役を選任していない。
⑥ 役員報酬の内容
取締役に対する報酬 30,889千円(うち社外取締役240千円)
監査役に対する報酬 1,200千円
(注)1.使用人兼務取締役の使用人給与相当額は含まれていない。
2.支給額は当事業年度の役員退職慰労引当金繰入額2,129千円(取締役2,009千円、監査役120千円)を含めている。
⑦ 取締役の定数
当社の取締役は3名以上とする旨定款に定めている。
⑧ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めている。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものである。