半期報告書-第126期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
業績等の概要
(1) 業績
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、海外経済を受け、外需が低調となりましたが、政府の経済・金融政策により、消費税率引き上げの影響を受けつつも、円安・株高が進み、緩やかな回復が続いております。
このような情勢のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)を取り巻く環境は、少子高齢化による就労人口の減少や、原油価格が円安のため高止まっているなど、依然として厳しい状況下に置かれております。
このような中で当社グループは、平成24年度に策定した3ヶ年中期事業計画「R-100-Ⅱ」に則り、様々な増収対策に取り組み、事業内容の効率化及び見直しなどにより、経費の削減に努めました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高が5,565,719千円と前中間連結会計期間に比べ16,624千円(前年同期比0.3%)増収となりました。利益については営業利益が479,049千円となり、前中間連結会計期間に比べ16,305千円(同3.3%)の減益、経常利益は464,976千円となり、前中間連結会計期間に比べ32,400千円(同7.5%)の増益、中間純利益は361,833千円となり、前中間連結会計期間に比べ100,473千円(同38.4%)の増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 交通事業
一般乗合旅客自動車運送事業につきましては、「分かりやすく・乗りやすく・優しいバス」をコンセプトに、バス停の上屋設置やスマートフォン対応サイトのリニューアルなどバスナビゲーションシステムの増設並びに改良を行いました。
また、「安全・安心・快適なサービス」を目指して、ドライブレコーダーの増設や、お客様の利便性向上を図り、湾01系統(武蔵野営業所~大江戸温泉物語)の系統を新設。また空港線4両、夜行線2両に公衆無線LANサービスを開始致しました。
一般貸切旅客自動車運送事業は、学生送迎・団体送迎などの需要が増え収入合計は増加となりました。
一般乗用旅客自動車運送事業につきましては、退職等での人員減少、その他消費税率の改定による逸走などがあり、厳しい状況となっております。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は5,104,290千円と、前中間連結会計期間に比べ28,182千円(前年同期比0.6%)の増収となり、営業利益は377,660千円と、前中間連結会計期間に比べ42,883千円(同10.2%)の減少となりました。
・一般乗合旅客自動車運送事業
運輸成績
(注) 乗車効率算定方法は次の通りであります。
・一般貸切旅客自動車運送事業
運輸成績
・一般乗用旅客自動車運送事業
運輸成績
② 不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、経年による建物の資産価値減少や、景気低迷による家賃相場の下降など、厳しい状況が続いておりますが、関東小滝橋第一、第二マンションは、建替え計画に則り、解体・建設工事も順調に進み、平成27年1月30日に竣工の予定となっております。尚、新マンション名は、「セリオ落合東中野(Cerio落合東中野)」に決定いたしました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は196,465千円と前中間連結会計期間に比べ1,483千円(前年同期比0.8%)の増収となり、営業利益は97,863千円と、前中間連結会計期間に比べ23,346千円(同31.3%)の増加となりました。
営業成績
③ 自動車分解整備事業
車輌分解整備事業は、ホームページの改修など実施し、顧客の獲得に努めましたが、車検収入が減少した結果、前年同期に比較して営業収入が減少致しました。
自動車販売事業は、新車販売が減少し、中古車販売が増加した為、販売台数は増加致しましたが、営業収入は、前年に比べ減少致しました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は193,524千円と前中間連結会計期間に比べ17,613千円(前年同期比8.3%)の減収となり、営業損失は82千円(前中間連結会計期間は1,707千円の営業利益)となりました。
営業成績
④ その他
広告代理店業は、車内外広告と広告製作が増加しております。
保険代理業は、従来の顧客だけではなく、新規顧客の獲得にも努め、一般損保契約が増加致しました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は71,437千円と前中間連結会計期間に比べ4,572千円(前年同期比6.8%)の増収となり、営業利益は3,292千円(前中間連結会計期間は1,736千円の営業損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローについて207,925千円収入が増加、投資活動によるキャッシュ・フローについて35,032千円支出が減少、財務活動によるキャッシュ・フローについて112,259千円収入が減少した結果、現金及び現金同等物は、前中間連結会計期間に比べ197,800千円(前年同期比9.4%)増加し2,292,245千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期末未払金の支払額減少に伴うその他流動負債の増加、減損損失減少等による税金等調整前中間純利益の増加、未払消費税等の増加等を要因として、前中間連結会計期間と比べ207,925千円(同30.2%)増加し、896,929千円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出の増加はありましたが、有形固定資産の取得額の減少等を要因として、前中間連結会計期間と比べ支出が35,032千円(同4.7%)減少し、703,434千円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入の減少等を要因として、前中間連結会計期間と比べ収入が112,259千円(同21.1%)減少し、420,128千円の収入となりました。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、海外経済を受け、外需が低調となりましたが、政府の経済・金融政策により、消費税率引き上げの影響を受けつつも、円安・株高が進み、緩やかな回復が続いております。
このような情勢のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)を取り巻く環境は、少子高齢化による就労人口の減少や、原油価格が円安のため高止まっているなど、依然として厳しい状況下に置かれております。
このような中で当社グループは、平成24年度に策定した3ヶ年中期事業計画「R-100-Ⅱ」に則り、様々な増収対策に取り組み、事業内容の効率化及び見直しなどにより、経費の削減に努めました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高が5,565,719千円と前中間連結会計期間に比べ16,624千円(前年同期比0.3%)増収となりました。利益については営業利益が479,049千円となり、前中間連結会計期間に比べ16,305千円(同3.3%)の減益、経常利益は464,976千円となり、前中間連結会計期間に比べ32,400千円(同7.5%)の増益、中間純利益は361,833千円となり、前中間連結会計期間に比べ100,473千円(同38.4%)の増益となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 交通事業
一般乗合旅客自動車運送事業につきましては、「分かりやすく・乗りやすく・優しいバス」をコンセプトに、バス停の上屋設置やスマートフォン対応サイトのリニューアルなどバスナビゲーションシステムの増設並びに改良を行いました。
また、「安全・安心・快適なサービス」を目指して、ドライブレコーダーの増設や、お客様の利便性向上を図り、湾01系統(武蔵野営業所~大江戸温泉物語)の系統を新設。また空港線4両、夜行線2両に公衆無線LANサービスを開始致しました。
一般貸切旅客自動車運送事業は、学生送迎・団体送迎などの需要が増え収入合計は増加となりました。
一般乗用旅客自動車運送事業につきましては、退職等での人員減少、その他消費税率の改定による逸走などがあり、厳しい状況となっております。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は5,104,290千円と、前中間連結会計期間に比べ28,182千円(前年同期比0.6%)の増収となり、営業利益は377,660千円と、前中間連結会計期間に比べ42,883千円(同10.2%)の減少となりました。
・一般乗合旅客自動車運送事業
運輸成績
種別 | 単位 | 当中間連結会計期間 26.4.1~26.9.30 | 前年同期比 (%) | |
営業日数 | 日 | 183 | ― | |
営業粁 | 粁 | 1,298.05 | △19.9 | |
走行粁 | 千粁 | 7,454 | 0.8 | |
輸送人員 | 定期 | 千人 | 9,553 | 1.8 |
定期外 | 〃 | 18,572 | 0.7 | |
計 | 〃 | 28,125 | 1.1 | |
旅客運送収入 | 定期 | 千円 | 1,376,208 | 0.8 |
定期外 | 〃 | 3,522,891 | 0.2 | |
計 | 〃 | 4,899,100 | 0.4 | |
旅客運送雑収 | 〃 | 23,577 | 15.8 | |
収入合計 | 〃 | 4,922,677 | 0.5 | |
乗車効率 | % | 16.69 | △0.4 |
(注) 乗車効率算定方法は次の通りであります。
(乗車密度) | (乗車効率) |
平均乗車粁×運送人員=延人粁 | 乗車密度÷平均車輌定員×100=乗車効率 |
延人粁÷走行粁=乗車密度 |
・一般貸切旅客自動車運送事業
運輸成績
種別 | 単位 | 当中間連結会計期間 26.4.1~26.9.30 | 前年同期比 (%) |
営業日数 | 日 | 183 | ― |
走行粁 | 千粁 | 32 | 68.4 |
輸送人員 | 千人 | 30 | 233.3 |
旅客運送収入 | 千円 | 16,426 | 52.6 |
旅客運送雑収 | 〃 | 375 | 90.4 |
収入合計 | 〃 | 16,801 | 53.3 |
・一般乗用旅客自動車運送事業
運輸成績
種別 | 単位 | 当中間連結会計期間 26.4.1~26.9.30 | 前年同期比 (%) |
営業日数 | 日 | 183 | ― |
営業粁 | 千粁 | 396 | ― |
走行粁 | 〃 | 854 | △0.2 |
輸送人員 | 千人 | 165 | ― |
営業収入 | 千円 | 164,811 | △0.2 |
運行回数 | 回 | 126,602 | △1.4 |
② 不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、経年による建物の資産価値減少や、景気低迷による家賃相場の下降など、厳しい状況が続いておりますが、関東小滝橋第一、第二マンションは、建替え計画に則り、解体・建設工事も順調に進み、平成27年1月30日に竣工の予定となっております。尚、新マンション名は、「セリオ落合東中野(Cerio落合東中野)」に決定いたしました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は196,465千円と前中間連結会計期間に比べ1,483千円(前年同期比0.8%)の増収となり、営業利益は97,863千円と、前中間連結会計期間に比べ23,346千円(同31.3%)の増加となりました。
営業成績
種別 | 単位 | 当中間連結会計期間 26.4.1~26.9.30 | 前年同期比 (%) |
マンション収入 | 千円 | 150,326 | 0.5 |
貸店舗・貸事務所等収入 | 〃 | 33,977 | △2.5 |
雑収入 | 〃 | 12,161 | 15.5 |
営業収入計 | 〃 | 196,465 | 0.8 |
住宅戸数 | 戸 | 253 | △1.2 |
稼働率 | % | 93.7 | △1.3 |
店舗数 | 戸 | 13 | ― |
稼働率 | % | 92.2 | ― |
③ 自動車分解整備事業
車輌分解整備事業は、ホームページの改修など実施し、顧客の獲得に努めましたが、車検収入が減少した結果、前年同期に比較して営業収入が減少致しました。
自動車販売事業は、新車販売が減少し、中古車販売が増加した為、販売台数は増加致しましたが、営業収入は、前年に比べ減少致しました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は193,524千円と前中間連結会計期間に比べ17,613千円(前年同期比8.3%)の減収となり、営業損失は82千円(前中間連結会計期間は1,707千円の営業利益)となりました。
営業成績
種別 | 単位 | 当中間連結会計期間 26.4.1~26.9.30 | 前年同期比 (%) | |
車輌分解整備事業 | 営業日数 | 日 | 183 | ― |
整備台数 | 輌 | 2,313 | △5.7 | |
営業収入 | 千円 | 81,174 | △3.2 | |
自動車販売事業 | 営業日数 | 日 | 132 | △0.8 |
販売台数 | 輌 | 108 | 1.9 | |
営業収入 | 千円 | 112,350 | △11.7 |
④ その他
広告代理店業は、車内外広告と広告製作が増加しております。
保険代理業は、従来の顧客だけではなく、新規顧客の獲得にも努め、一般損保契約が増加致しました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は71,437千円と前中間連結会計期間に比べ4,572千円(前年同期比6.8%)の増収となり、営業利益は3,292千円(前中間連結会計期間は1,736千円の営業損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローについて207,925千円収入が増加、投資活動によるキャッシュ・フローについて35,032千円支出が減少、財務活動によるキャッシュ・フローについて112,259千円収入が減少した結果、現金及び現金同等物は、前中間連結会計期間に比べ197,800千円(前年同期比9.4%)増加し2,292,245千円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期末未払金の支払額減少に伴うその他流動負債の増加、減損損失減少等による税金等調整前中間純利益の増加、未払消費税等の増加等を要因として、前中間連結会計期間と比べ207,925千円(同30.2%)増加し、896,929千円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出の増加はありましたが、有形固定資産の取得額の減少等を要因として、前中間連結会計期間と比べ支出が35,032千円(同4.7%)減少し、703,434千円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入の減少等を要因として、前中間連結会計期間と比べ収入が112,259千円(同21.1%)減少し、420,128千円の収入となりました。