有価証券報告書-第64期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/17 13:10
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【項目】
93項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については、主に銀行借入による方針であります。デリバティブは利用しておりません。投機目的の取引、レバレッジ効果の高い取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、敷金及び保証金は、主に土地、建物等の賃借契約における保証金であり、賃借先の信用リスクに晒されております。また、貸付金は、当社と一部の連結子会社において、従業員に対して貸付けを行っております。投資有価証券は、主に株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は設備投資に係る資金調達及び営業取引に係る資金調達であります。このうち一部は、変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されております。また、ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で5年後であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク
当社は、債権管理規程に従い、受取手形及び売掛金、貸付金については、取引先ごとに期日管理及び残高管理を行う体制としており、営業統括部、人事部にて定期的にモニタリングを行い、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。敷金及び保証金については、営業統括部、総務部にて定期的にモニタリングを行い、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の債権管理規程に準じて、同様の管理を行っております。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表されております。
②市場リスク
当社及び一部の連結子会社は、借入金に係る支払金利の変動リスク等を抑制するために、取締役会にて、借入金の状況を継続的に確認し、その状況に応じて見直しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、定期的に手許流動性について取締役会へ報告し、早期把握やリスク軽減に向けた管理をしております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表に含まれておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(平成25年3月31日)
連結貸借対照表
計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金
(3)投資有価証券
その他有価証券
(4)長期貸付金
(5)敷金及び保証金
940,491
5,483,918
300,504
10,910
542,640
940,491
5,483,918
300,504
10,779
519,782



△130
△22,858
資産 計7,278,4647,255,476△22,988
(6)支払手形及び買掛金
(7)短期借入金
(8)長期借入金
(9)リース債務
3,279,968
19,618,279
8,508,082
1,804,883
3,279,968
19,618,279
8,319,143
1,762,957


△188,938
△41,926
負債 計33,211,21332,980,349△230,864
(10)デリバティブ取引(※)(11,595)(11,595)

(※) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で示しております。
当連結会計年度(平成26年3月31日)
連結貸借対照表
計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金
(3)投資有価証券
その他有価証券
(4)長期貸付金
(5)敷金及び保証金
687,332
5,583,362
297,858
9,967
524,843
687,332
5,583,362
297,858
9,842
506,095



△124
△18,747
資産 計7,103,3637,084,492△18,871
(6)支払手形及び買掛金
(7)短期借入金
(8)長期借入金
(9)リース債務
3,157,863
18,023,764
9,059,488
2,315,878
3,157,863
18,023,764
8,889,311
2,267,387


△170,176
△48,490
負債 計32,556,99332,338,326△218,667

(注1) 金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項
資産
(1) 現金及び預金
現金及び預金は、すべて短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2) 受取手形及び売掛金
受取手形及び売掛金は、すべて短期間で決済されるため、時価と信用リスクを加味した帳簿価額は近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
(有価証券関係)注記参照。
(4) 長期貸付金
当社グループでは、長期貸付金の時価については、元利金の合計額を同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により時価を算定しております。
(5) 敷金及び保証金
敷金及び保証金の時価については、一定の期間ごとに分類し、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標で割り引いた現在価値により算定しております。
負債
(6) 支払手形及び買掛金
支払手形及び買掛金は、すべて短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(7) 短期借入金
短期借入金は、すべて短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(8) 長期借入金及び(9)リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入又は、リース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分平成25年3月31日平成26年3月31日
非上場株式203,269199,926

上記については、市場性がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「資産(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
区分1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
現金及び預金940,491
受取手形及び売掛金5,483,918
長期貸付金8,3652,545
合計6,424,4098,3652,545

当連結会計年度(平成26年3月31日)
区分1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
現金及び預金687,332
受取手形及び売掛金5,583,362
長期貸付金9,350617
合計6,270,6959,350617

(注4) 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金16,440,000
長期借入金3,178,2792,017,3971,456,028895,157643,1003,496,400
リース債務650,959511,040303,622217,849121,411
合計20,269,2382,528,4371,759,6501,113,006764,5113,496,400

当連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金15,600,000
長期借入金2,423,7641,860,7282,298,1901,047,800721,6503,131,120
リース債務744,647540,551454,777367,142208,758
合計18,768,4112,401,2792,752,9671,414,942930,4083,131,120