有価証券報告書-第83期(2023/04/01-2024/03/31)
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動又は配当金の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、取引先との円滑で長期的な関係の構築や事業上の協力関係の維持・強化等を目的として、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると認められる株式を政策保有目的の株式としております。
投資株式の議決権行使方針につきましては、議案の内容を検討し、投資先企業の経営方針や事業計画等を踏まえて、当該議案が投資先の企業価値や株主共同の利益の向上に資するものであるか、また、当該議案が投資先と当社との事業機会の創出や取引・協業関係の構築・維持・強化に与える影響の観点から当社の企業価値の向上に資するものであるか、社会正義やコンプライアンスの順守状況等を総合的に勘案し、個別に賛否を検討しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
当社は子会社の経営管理を行うことを主たる業務とする会社(持株会社)であります。
当社及び連結子会社の内、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である当社については以下のとおりです。
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、物流事業を安定して維持するには長期的なパートナーの存在が不可欠と考えております。政策保有株式につきましては、取引関係の維持・強化、業務提携等により相互の企業連携が高まることで、企業価値向上に繋がる取引先企業の株式を対象とすることを基本としております。
政策保有株式につきましては、保有に伴う損益やリスク、資本コスト等を観点に、毎年取締役会で検証し、上記の政策保有目的に合致しなくなった株式につきましては、適宜・適切に縮減します。
なお、特定投資株式として列挙した銘柄のうち、本田技研工業㈱の保有理由は以下のとおりです。
本田技研工業㈱は、日本を代表する世界的な二輪・四輪車製造メーカーで、当社の創業以来70年にわたり、同社の生産計画に合わせ効率的なサプライチェーンの構築に資するべく、輸送・保管・加工などのサービスを提供しており、テスト事業や国際業務も含め、当社の根幹をなす極めて重要な取引先となっており、当社の成長と企業価値の構築に貢献し続けております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
(注)1 当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法について記載いたします。当社は、取締役会において個別の保有株式についてその意義を検証しており、現状保有する株式はいずれも保有方針に沿っていることを確認しております。
2 保有銘柄の子会社である㈱三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行㈱、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱は、当社の株式を保有しております。
3 保有銘柄の子会社であるみずほ証券㈱は、当社の株式を保有しております。
4 保有銘柄の子会社である損害保険ジャパン㈱は、当社の株式を保有しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動又は配当金の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、取引先との円滑で長期的な関係の構築や事業上の協力関係の維持・強化等を目的として、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると認められる株式を政策保有目的の株式としております。
投資株式の議決権行使方針につきましては、議案の内容を検討し、投資先企業の経営方針や事業計画等を踏まえて、当該議案が投資先の企業価値や株主共同の利益の向上に資するものであるか、また、当該議案が投資先と当社との事業機会の創出や取引・協業関係の構築・維持・強化に与える影響の観点から当社の企業価値の向上に資するものであるか、社会正義やコンプライアンスの順守状況等を総合的に勘案し、個別に賛否を検討しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
当社は子会社の経営管理を行うことを主たる業務とする会社(持株会社)であります。
当社及び連結子会社の内、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である当社については以下のとおりです。
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、物流事業を安定して維持するには長期的なパートナーの存在が不可欠と考えております。政策保有株式につきましては、取引関係の維持・強化、業務提携等により相互の企業連携が高まることで、企業価値向上に繋がる取引先企業の株式を対象とすることを基本としております。
政策保有株式につきましては、保有に伴う損益やリスク、資本コスト等を観点に、毎年取締役会で検証し、上記の政策保有目的に合致しなくなった株式につきましては、適宜・適切に縮減します。
なお、特定投資株式として列挙した銘柄のうち、本田技研工業㈱の保有理由は以下のとおりです。
本田技研工業㈱は、日本を代表する世界的な二輪・四輪車製造メーカーで、当社の創業以来70年にわたり、同社の生産計画に合わせ効率的なサプライチェーンの構築に資するべく、輸送・保管・加工などのサービスを提供しており、テスト事業や国際業務も含め、当社の根幹をなす極めて重要な取引先となっており、当社の成長と企業価値の構築に貢献し続けております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数 (銘柄) | 貸借対照表計上額の 合計額(百万円) | |
非上場株式 | 1 | 23 |
非上場株式以外の株式 | 14 | 28,628 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 (銘柄) | 株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) | 株式数の増加の理由 | |
非上場株式 | - | - | - |
非上場株式以外の株式 | 1 | 7 | 取引先持株会を通じた株式の取得及び株式分割による |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
本田技研工業㈱ | 10,514,782 | 3,503,179 | 保有目的については上記②を参照。 当社は同社の取引先持株会に加入しており、株式数の増加は取引先持株会を通じた株式の取得及び株式分割によるものです。 | 有 |
19,883 | 12,296 | |||
平田機工㈱ | 272,400 | 272,400 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
2,138 | 1,865 | |||
セイノーホールディングス㈱ | 921,000 | 921,000 | 業務提携を通じ当社の成長戦略・企業価値の向上に資するため保有しております。 | 有 |
1,947 | 1,344 | |||
アイカ工業㈱ | 412,000 | 412,000 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
1,532 | 1,250 | |||
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ | 507,617 | 507,617 | 金融取引の円滑化のため保有しております。 | 無 注2 |
790 | 430 | |||
㈱ミツバ | 461,000 | 461,000 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
752 | 240 | |||
日東工業㈱ | 150,400 | 150,400 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
622 | 397 | |||
井関農機㈱ | 341,700 | 341,700 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
352 | 406 | |||
センコン物流㈱ | 275,700 | 275,700 | 東北地区の事業拡大を目的として保有しております。 | 有 |
238 | 217 | |||
永大産業㈱ | 704,000 | 704,000 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
206 | 157 | |||
大崎電気工業㈱ | 118,000 | 118,000 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
80 | 62 |
銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の 保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) | |||
貸借対照表計上額 (百万円) | 貸借対照表計上額 (百万円) | |||
㈱みずほフィナンシャルグループ | 18,130 | 18,130 | 金融取引の円滑化のため保有しております。 | 無 注3 |
55 | 34 | |||
SOMPOホールディングス㈱ | 2,000 | 2,000 | 保険業務における関係維持・強化を図るため保有しております。 | 無 注4 |
19 | 10 | |||
住友ゴム工業㈱ | 4,200 | 4,200 | 主に物流事業に係る取引を行っており、営業取引の維持・強化を図るため保有しております。 | 有 |
7 | 5 |
(注)1 当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法について記載いたします。当社は、取締役会において個別の保有株式についてその意義を検証しており、現状保有する株式はいずれも保有方針に沿っていることを確認しております。
2 保有銘柄の子会社である㈱三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行㈱、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱は、当社の株式を保有しております。
3 保有銘柄の子会社であるみずほ証券㈱は、当社の株式を保有しております。
4 保有銘柄の子会社である損害保険ジャパン㈱は、当社の株式を保有しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。