四半期報告書-第57期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/11 9:41
【資料】
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【項目】
24項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策、円安基調の継続等から輸出企業を中心に緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、欧州金融不安、中国経済の成長鈍化等から依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当グループが主たる市場としておりますチルド食品物流業界は、フードディフェンスへの関心が高まる中での食の安全への取組み、少子高齢化による労働力の減少等、厳しい経営環境が続いております。
こうした状況のもと、当グループは平成27年10月1日に予定する株式会社ヒューテックノオリンとの経営統合を踏まえ、昨年度スローガンである「和の力 1+1は無限大」を今年度スローガンとして再び掲げ、取組を強化しております。また、安全確保と高品質な物流を基本として品質マネジメントシステムを確実に運用し、「品質の名糖」の評価を更に高め、CSR活動を通じて環境にも配慮した企業活動を展開し、「CHILLED LINE MEITO」のブランド力を向上させ顧客の信頼を得てまいりました。
営業収益におきましては、全国的に取扱い物量が増加したことに加え、適正料金収受の取組効果もあり増収となりました。また、営業利益、経常利益及び親会社株式に帰属する四半期純利益におきましては、営業収益の増加に対し、要員不足に伴う人件費コストのアップはあったものの、原油安に加え、自社車両での対応により最大限の効率化に努めた結果、前年同期を上回ることとなりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は150億71百万円(前年同期比3.0%増)と前年同期と比較して4億33百万円の増収、営業利益は5億8百万円(同167.8%増)、経常利益は5億50百万円(同162.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億60百万円(同319.1%増)となりました。
なお、当グループにおいては、物流事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。