有価証券報告書-第160期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 12:50
【資料】
PDFをみる
【項目】
127項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ23.0%増収の28,151百万円を計上しました。セグメント別では、外航海運業部門において、ドル建て傭船料が円安基調により増加したことに加え、前連結会計年度に竣工した新造船がフル稼働したことにより、売上高は20,431百万円(前年同期比16.6%増)を計上しました。ホテル関連事業部門においては、婚礼マーケットの縮小や競合他社との競争激化により、宴会部門を中心に厳しい市場環境が続いたものの、平成25年4月より当社グループに加わったシーサイドホテル舞子ビラ神戸の売上が寄与し、ホテル関連事業部門の売上高は7,226百万円(前年同期比49.0%増)となりました。不動産賃貸業部門では、当社グループ所有のビルで空室率が若干増加したことから、売上高は493百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
営業利益は、前連結会計年度に比べ202.7%増益の2,524百万円となりました。外航海運業部門においては、費用面についても円安による影響はあったものの、船舶コストの減少により外航海運業利益は1,598百万円(前年同期外航海運業利益126百万円)となりました。ホテル関連事業利益では、営業費用の削減効果により658百万円(前年同期比51.4%増)となりました。不動産賃貸業利益につきましては、266百万円(前年同期比2.1%減)となりました。
経常利益については、主に円安進行により期末為替評価換えによる為替差益5,067百万円を計上し、経常利益は6,855百万円(前年同期比147.8%増)となりました。
当期純利益については、主に船舶等の減損損失3,256百万円を特別損失に計上、また少数株主利益1,756百万円を計上した結果、当期純利益は1,414百万円(前年同期比161.1%増)となりました。
当連結会計年度末における資産の部は、前連結会計年度末より1,188百万円増加し、137,047百万円となりました。これは主に現金及び預金等の流動資産の増加によるものです。
負債の部は、前連結会計年度末より3,718百万円減少し、113,999百万円となりました。これは主に借入金の減少によるものです。また、純資産の部は前連結会計年度末より4,907百万円増加し、23,047百万円となりました。これは主に、連結子会社の利益増に伴う少数株主持分の増加によるものです。
キャッシュ・フローにつきましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご覧下さい。