有価証券報告書-第62期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 9:02
【資料】
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【項目】
131項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当連結会計年度の設備投資の総額は9億65百万円となりました。セグメント別では、放送事業の機械及び装置が主なものでした。これは、放送局の主要インフラであるマスター設備について、2006年のデジタル放送開始に伴って導入された設備を更新したもので、メインは送出制御システム3億89百万円、統合サーバシステム1億13百万円、データ放送システム97百万円の三つのシステムからなるものです。デジタル放送特有の多種多様な機能を実現するほか、CMや番組素材がテープメディアからファイルへ移行していく中で、それに適応した送出機能や緊急報道特番への円滑な対応の実現、電源障害や機器故障に対するBCP機能の強化などが図られました。当該設備の更新に伴い、従前の機械及び装置の大規模な除却がありました。なお、放送事業全体の取得総額は8億79百万円でした。全ての設備投資は自己資金によります。