有価証券報告書-第104期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 11:58
【資料】
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【項目】
133項目

研究開発活動

当連結会計年度の研究開発活動は、全国の中小ガス事業者が、一般社団法人日本ガス協会およびメーカーと共同で作業が安全かつ効率的に実施できるよう、改善や工夫提案を行う技術開発に参画しております。また、研究機関と共同で新技術の開発研究も行っております。技術開発・試験研究項目は以下のとおりであり、要した費用は合計444千円となっております。
(保安へ取り組み)
都市ガス導管への差水による不具合は、毎年全国各地で報告されており、一時的な都市ガスの供給停止やガス設備の故障を引き起こしております。そこで、差水対応の効率化と低コスト化に向け、ガス導管内の露点温度を遠隔で計測でき、同時に複数箇所を一定期間監視できる安価なシステムを開発致しました。なお、要した費用は320千円であります。
(その他)
桜島大根のマイクログリーン化に向け 国立大学法人 鹿児島大学、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同研究を行っております。桜島大根の成分に血管機能改善効果があることが分かり、地元野菜を活かした機能性野菜の創出、新製品・サービスの事業化ができないかその可能性を探っております。要した費用は124千円であります。