セグメントごとの経営成績は以下のとおりです。
映画事業 映画営業事業では、東宝㈱において、共同製作や配給した作品のうち、「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が「名探偵コナン」シリーズ作品で初めて興行収入100億円を突破する大ヒット、「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』」「わたしの幸せな結婚」もヒットいたしました。また、東宝東和㈱が配給した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が大ヒット、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」もヒットいたしました。これらの結果、映画営業事業の営業収入は13,859百万円(前年同四半期比18.2%増)、営業利益は5,798百万円(同20.8%増)となりました。なお、上記営業収入の主な内訳として、映画館への配給が11,381百万円(前年同四半期比34.3%増)、劇場用映画の国内配信が290百万円(同58.9%減)となりました。
映画興行事業では、TOHOシネマズ㈱等において、上記配給作品等を上映いたしました。当第1四半期連結累計期間における映画館入場者数は12,397千人と前年同四半期比25.2%の増加となりました。なお、TOHOシネマズ㈱では、ゴールデンウィーク期間(4月29日~5月7日)において、興行収入の歴代最高記録を達成いたしました。これらの結果、映画興行事業の営業収入は23,207百万円(前年同四半期比33.8%増)、営業利益は4,668百万円(同123.5%増)となりました。当第1四半期連結累計期間中の劇場の異動につきましては、TOHOシネマズ㈱が2023年4月17日に大阪府門真市「TOHOシネマズ ららぽーと門真」(9スクリーン)をオープンいたしました。これにより、当企業集団の経営するスクリーン数は全国で9スクリーン増の730スクリーン(共同経営56スクリーンを含む)となっております。
2023/07/13 16:00