半期報告書-第61期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)

【提出】
2018/11/28 9:27
【資料】
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【項目】
52項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間会計期間は稼ぎ時の5月、8月に濃霧で来場者数が大幅に減少した。全体的には昨年に比べると濃霧の日数が14日、悪天候日数が9日、土日祝日の悪天候日数が6日多く、平成22年からデータを取り出した中で最悪であった。その結果、来場者数は昨年に比べ1,260人の減少となった。
一方、転貸事業は工事分担金や事務手数料が増加したことにより、大幅に増収となった。
設備関係では、経理関係のIT化とGPSゴルフカートナビゲーションの検討を行った。IT化は大手会計ソフトを検討し、来年の消費税率変更に対応予定。また、GPSゴルフカートナビゲーションは、11月には稼働する予定。昨年、芝を剥がした3面のグリーンは、種まきを行い芝は全て順調に育っている。
この結果、当中間会計期間の業績は会員登録料収入が前年同期の1,590千円の増加、別荘管理収入が前年同期の7,458千円の増加であったものの、ゴルフ場の売上が前年同期の13,580千円の減少により、売上高は174,348千円(前年同期比96.9%)となった。しかし、営業費用が823千円減少となったため、営業損失は3,107千円(前年同期は営業利益1,719千円)、経常損失は2,084千円(前年同期は経常利益4,469千円)となった。また、中間純損失は2,109千円(前年同期は2,859千円の利益)となった。
セグメント別の業績は、次のとおりである。
①ゴルフ場事業
ゴルフ場事業は非常に濃霧の日が多く、特に8月のお盆は全滅で、来場者数は昨年に比べ1,260人減少の11,923人となった。ゴルフ場売上高は前年同期比13,580千円減少の98,414千円となった。
ゴルフ場事業収益は133,727千円(前年同期比91.1%)、セグメント損失1,456千円(前年同期は7,506千円の利益)となった。
②転貸事業
転貸事業は事務手数料が4,016千円増加したことなどにより、事業収益は40,620千円(前年同期比122.5%)、セグメント利益は11,930千円(前年同期比147.9%)となった。
なお、上記金額には消費税等は含まれていない。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末に比べ26,209千円減少し、45,743千円となった。
また、当中間会計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動の結果、減少した資金は15,378千円(前年同期は、11,291千円の減少)となった。これは主に減価償却費12,358千円の計上、未払金の増加7,214千円、その他の負債の減少32,981千円によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動の結果、減少した資金は108千円(前年同期は、3,610千円の減少)となった。これは有形固定資産の取得による支出108千円によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動の結果、減少した資金は10,722千円(前年同期は、11,244千円の減少)となった。これは主に長期借入金の返済による支出3,576千円、リース債務の返済による支出6,862千円によるものである。