半期報告書-第57期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2014/09/25 9:04
【資料】
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【項目】
47項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態の分析
資産の部では、まず流動資産は前期末と比べて1,088,769千円減少し、2,149,354千円となった。これは主に、譲渡性預金の満期償還により有価証券が821,668千円減少したことによるものである。入出金の主な内訳としては、新入会員からの会員預り金、有価証券の満期償還による入金、笹井コースのクラブハウス建替え及びコース改造工事、投資有価証券の取得による出金である。
固定資産は前期末と比べて946,556千円増加し、7,839,696千円となった。これは主に笹井コースのクラブハウス建替え及びコース改造工事により、建物やコース勘定などが増加したこと、また、3件の社債を購入したことにより、投資有価証券が300,000千円増加したことによるものである。
負債の部では、まず流動負債は前期末と比べて142,302千円増加し286,089千円となった。これは主に前受金が142,338千円増加したことによるものである。
固定負債は前期末と比べて37,482千円増加し、9,340,366千円となった。これは主に新入会員からの入金により、会員預り金が47,400千円増加したことによるものである。
純資産の部では、繰越利益剰余金△321,997千円計上した結果、株主資本は362,594千円となった。
(2) 経営成績の分析
当中間期の営業日数は、前中間期より22.0日少ない102.0日となり、来場者数は前中間期より4,839名少ない21,983名となった。売上高は、前中間期に比べて85,336千円減少し、478,408千円となった。
売上原価・販売費及び一般管理費は、前中間期末と比べて113,413千円増加し、780,686千円となった。主な要因としては、笹井コースのクラブハウス建替えに伴う営業備品の購入や、コース改造に伴う樹木の伐採などによるものである。
営業外収益は、入会登録料が減少したことなどから、前中間期末と比べて54,224千円減少し、71,664千円となった。
以上の結果、経常損失は230,731千円(前中間期末は21,644千円の経常利益)となった。
特別損失として、笹井コースのファン移設などに伴うコース改造関連費24,105千円、笹井コース改造工事に伴う余剰土搬出などの解体撤去費39,128千円、笹井コース既存駐車場等の減損損失14,694千円などを計上した結果、税引前中間純損失は前中間期末と比べて12,058千円増加し、321,772千円となった。
法人税等を差し引いた結果、中間純損失は前中間期末と比べて11,818千円増加し、321,997千円の赤字計上となった。
当中間期は、笹井コースのクラブハウス建替え及びコース改造の影響により、来場者数が減少したことや営業費用が増加したこと、また、新規入会者が前中間期に比べて減少したことなどから、前中間期に引き続き大幅な赤字計上となった。
(3) キャッシュ・フローの分析
「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載の通りである。