半期報告書-第63期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2014/12/25 13:38
【資料】
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【項目】
46項目

業績等の概要

(1) 業績
上半期における天候は、春先から雨の日が多く、また、梅雨が明けた後は、猛暑と台風など天候不順の影響により病虫害が多く発生しましたが、グリーンへの井戸水散水、8、12、14番ホールへのグリーンキープファン新設、ティグラウンド改修に伴う、日照、通風の改善などにより、グリーンをはじめコースコンディションは比較的良好な状態を保つことが出来ました。
業績についてみますと、プレー料金の低廉化に伴う集客競争の激化並びに昨年5月のダイヤモンドカップトーナメント開催による集客効果が剥落したことから、前中間期に比べ804名(4.2%)減少の18,476名になりました。
営業収支の面では、来場者とトーナメント関連収入の減少により、前中間期比49,649千円(10.6%)減少、平成26年度中間期末の総収益は419,100千円となりました。
一方費用の面では、修繕費並びに散布回数(2回⇒3回)を増やした松くい虫防除費の増加はあったものの、来場者数の減少によるキャディ人件費や食料品費などの減少により、前中間期に比べ683千円(0.2%)減少の総額383,922千円となりました。
その結果、営業損益は7,376千円の損失計上、前中間期比48,930千円の減益、営業外収益は前中間期とほぼ同額の42,555千円となり、経常損益は35,178千円の利益計上、前中間期比48,966千円(58.2%)の減益となりました。 特別利益として、東日本大震災の原子力事故風評被害補償金47,708千円を計上し、当中間会計期間の税引前中間純損益は82,886千円の利益計上となり、前中間期比1,258千円の減益となりました。
また、中間純損益は法人税等312千円を差し引き82,574千円(前中間期比1.5%減)の利益となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税引前中間純利益82,886千円になり、営業活動によるキャッシュ・フローは107,094千円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは35,066千円の支出となり、当中間会計期間では前事業年度より72,028千円増加し当中間会計期間末には459,478千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による主な増加要因は、来場者減少などにより税引前中間純利益が、前中間期に比べ1,258千円減少、減価償却20,806千円、その他増減9,085千円などにより、107,094千円の増加になり前中間期に比べ3,520千円減少になりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、グリーンキープファンなどの新設に35,066千円投資し、前中間期に比べ23,863千円(213.0%)の増加になりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の収支はありません。