有価証券報告書-第63期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 11:49
【資料】
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【項目】
52項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
(1)会社がとっている特異な経営方針
当社の株主は、会社が利益を多く計上して配当を得ることを目的としているのではなく、株主になってゴルフ施設を利用してゴルフプレーを楽しむことを目的としております。そのため、会社は過去において配当をしたことはなく、利益は内部留保し、施設の充実に使用しております。
(2)財政状態及び経営成績の異常な変動
震災による原子力事故の風評被害などにより減少していた、ゴルフ場へのプレーヤーの来場者数は回復傾向を示し始めているが経営成績はいまだに回復したとは判断できず赤字が続いておりましたが、第63期も若干ではあるが前期に続いて利益計上を果たすことができました。これからは、黒字基調を続けるためにも経営の合理化をはかり、収支が均衡するように努め経営の改善をはかっていくことが重要になっております。
(3)キャッシュ・フローの状況の異常な変動
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ24,453千円増加し、当事業年度末411,903千円となりました。この要因は、原発事故などの風評被害の影響により減少していた来場者数も増加傾向を示し、また、原発事故風評被害補償金が入金されたことにより、税引前当期純利益50,878千円を計上したことによるものです。