有価証券報告書-第68期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/23 14:49
【資料】
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【項目】
90項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社の判断したものであります。
(1)会社が採っている特異な経営方針
当社の株主は、会社が利益を多く計上して配当を得ることを目的としているのではなく、株主になってゴルフ施設を利用してゴルフプレーを楽しむことを目的としております。そのため、会社は過去において配当をしたことはなく、利益は内部留保し、施設の充実に使用しております。
(2)財政状態及び経営成績の異常な変動
東日本大震災による原子力事故の風評被害などにより減少していたゴルフ場へのプレーヤーの来場者数は回復傾向を示しておりましたが、台風、降雪など異常気象の影響によりキャンセル数が増加するなど、来場者数が前事業年度対比で横這い推移となったことから第68期は損失計上となりました。今後はこの厳しい状況を乗り切るためにも経営の合理化をはかり、収支が均衡するように努め経営の改善をはかっていくことが重要になっております。
(3)キャッシュ・フローの状況の異常な変動
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ46,761千円減少し、当事業年度末356,956千円となりました。この要因は、税引前当期純損失41,944千円計上のほか固定負債の減少等により、資金が減少したことによるものです。