半期報告書-第65期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2015/12/18 9:15
【資料】
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【項目】
54項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国経済は、金融緩和や雇用政策により企業収益や雇用環境に改善がみられるなど、緩やかな回復基調で推移したものの、中国や欧州をはじめとした世界景気の減速が懸念されるなど、依然として不安定な経営環境となっております。
このような状況の下、当社は引続き「安・近・短」指向の観光地としての地位を確立すべく、各種イベントに積極的に関与するとともに、来場者の皆様方に安心して楽しんで頂くため、安全確保に必要な展望塔免震補強工事を実施し、当中間会計期間において工事が完了致しました。
その結果、当中間会計期間の入場者は47万5千人と前中間会計期間に比べ4.1%減少したものの、2階売店の売上増加等により、売上高は536,429千円と前中間会計期間に比べ2.4%増加しました。
また、利益面におきましては、展望塔免震補強工事に伴う修繕費の増加等があったものの、売上高の増加等により、経常利益は207,243千円と前中間会計期間に比べて4.0%増加し、中間純利益は136,426千円と前中間会計期間と比べ6.5%の増加となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前中間純利益207,243千円(前年同期比4.0%増)や定期預金の払戻による収入364,000千円(同167.6%増)等があったものの、法人税等の支払額85,293千円(同59.7%増)や有形固定資産の取得による支出212,019千円(前年同期は10,105千円)等があったことから、前事業年度末に比べ18,642千円増加し、当中間会計期間末には326,501千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は134,934千円(前年同期比24.0%減)となりました。
これは、主に税引前中間純利益207,243千円(同4.0%増)、減価償却費57,793千円(同0.4%減)等を計上した一方で、法人税等の支払額85,293千円(同59.7%増)、その他の流動負債の減少額30,951千円(前年同期は増加額17,195千円)があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は108,631千円(前年同期比80.7%増)となりました。
これは、主に定期預金の払戻による収入364,000千円(同167.6%増)があった一方で、定期預金の預入による支出260,612千円(同40.1%増)や有形固定資産の取得による支出212,019千円(前年同期は10,105千円)があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7,660千円(同38.0%増)となりました。
これは、配当金の支払額によるものです。