半期報告書-第65期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2015/12/18 9:15
【資料】
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【項目】
54項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
(資産の部)
当中間会計期間末の資産の部は、展望塔免震補強工事に係る支出で現金及び預金が減少したものの、同工事により有形固定資産が増加したこと等から、2,603,565千円となり、前事業年度末に比べ59,008千円増加(2.3%増)しました。
(負債の部)
当中間会計期間末の負債の部は、その他の流動負債の減少等により270,401千円となり、前事業年度末に比べ69,465千円減少(20.4%減)しました。
(純資産の部)
当中間会計期間末の純資産の部は、中間純利益の計上による繰越利益剰余金の増加等により2,333,163千円となり、前事業年度末に比べ128,474千円増加(5.8%増)しました。
(2)経営成績の分析
(売上高)
当中間会計期間の売上高は、536,429千円と、前中間会計期間に比べ12,818千円増加(2.4%増)しました。セグメントごとの売上は、展望による売上が243,952千円、喫茶売店による売上が222,359千円、広告による売上が36,000千円、賃貸による売上が4,013千円、その他売上が30,104千円であります。
(販売費及び一般管理費)
当中間会計期間の販売費及び一般管理費は、197,837千円と、前中間会計期間に比べ9,238千円増加(4.9%増)しました。
(営業利益)
以上の結果、当中間会計期間の営業利益は、197,604千円と、前中間会計期間に比べ30千円増加(0.0%増)しました。この結果、当中間会計期間の売上高に対する営業利益の割合は36.8%となり、前中間会計期間に比べ0.9ポイント低下しました。
(営業外損益)
当中間会計期間の営業外損益は、工事負担金等受入額の計上等により、純額で9,638千円の利益となりました。
(経常利益)
以上の結果、当中間会計期間の経常利益は、207,243千円と、前中間会計期間に比べ8,049千円増加(4.0%増)しました。この結果、当中間会計期間の売上高に対する経常利益の割合は38.6%となり、前中間会計期間に比べ0.6ポイント上昇しました。
(中間純利益)
以上の結果、当中間会計期間の中間純利益は、136,426千円と、前中間会計期間に比べ8,381千円増加(6.5%増)しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前中間純利益207,243千円(前年同期比4.0%増)や定期預金の払戻による収入364,000千円(同167.6%増)等があったものの、法人税等の支払額85,293千円(同59.7%増)や有形固定資産の取得による支出212,019千円(前年同期は10,105千円)等があったことから、前事業年度末に比べ18,642千円増加し、当中間会計期間末には326,501千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は134,934千円(前年同期比24.0%減)となりました。
これは、主に税引前中間純利益207,243千円(同4.0%増)、減価償却費57,793千円(同0.4%減)等を計上した一方で、法人税等の支払額85,293千円(同59.7%増)、その他の流動負債の減少額30,951千円(前年同期は増加額17,195千円)があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は108,631千円(前年同期比80.7%増)となりました。
これは、主に定期預金の払戻による収入364,000千円(同167.6%増)があった一方で、定期預金の預入による支出260,612千円(同40.1%増)や有形固定資産の取得による支出212,019千円(前年同期は10,105千円)があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7,660千円(同38.0%増)となりました。
これは、配当金の支払額によるものです。