半期報告書-第56期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2015/09/11 10:53
【資料】
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【項目】
48項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間会計期間における我が国経済は、緩やかな回復基調を続け、企業収益は総じて改善傾向で、設備投資も緩やかな増加基調にあり、個人消費は消費税引上げに伴う駆け込み需要の反動の影響も収束しつつあり、雇用・所得環境の改善が続くもとで持ち直しの兆しがみられます。その一方で大企業と中小企業との格差は依然大きく、中小企業においては人手不足、材料価格の上昇等収益面で厳しい状況が続き、先行き期待の改善にはいまだ時間がかかるものと思われます。
ゴルフ場業界におきましても、厳しい経済環境と高齢化の進展から、来場者数の減少、低料金指向がさらに強まり、ゴルフ場を取り巻く経営環境は依然として厳しい状態で推移しております。
この様な環境の中、当社では会員重視の姿勢を基本とし、コースの整備・充実を図ると共にキャディ教育にも注力し、顧客満足度向上に努めました。しかしながら、少子高齢化の進行に伴うゴルフ参加人口の減少に加えて、顧客の低料金指向や、春先の天候不順などの要因があり、来場者は17,489人と前年同期比1,884人(9.7%)減少した結果、料金収入は12百万円減少、年会費引上げによる会費収入の増加4百万円あり、売上高は261百万円(前年同期比20百万円の増)となりましたが、下記注に記した食堂売上に係る影響を除いた金額は前年同期比9百万円(4.1%)の減となりました。一方、コース管理費が7百万円、キャディ費用が3百万円減少しましたが、営業損失は36百万円、登録料収入23百万円を加味した経常損失は11百万円となり前年同期比で8百万円改善しました。
(注)レストラン業者の変更に伴う契約内容の改定により、食堂勘定における収入について、従来は食堂売上手数料としていたものを、食堂売上高と食堂売上原価を両建てにて表示しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物は、209,905千円と前年同期と比べ95,117千円(82.9%)の増加となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前中間純損失13,643千円(前年同期は税引前中間純損失20,279千円)、減価償却費41,127千円、売上債権の減少22,560千円及びその他流動負債の減少9,013千円等を加減算の結果48,506千円の収入超過(前年同期は40,715千円の収入超過)となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払い戻しによる収入517,000千円等により73,968千円の収入超過(前年同期は5,539千円の支出超過)となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
該当事項はありません(前年同期も該当事項はありません)。