有価証券報告書-第61期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/12/18 11:50
【資料】
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【項目】
85項目

事業等のリスク

当社の営業成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のある事項には、次のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末日(2019年9月30日)現在において判断したものであります。
シニアプレーヤーの問題点
現在、ゴルフ業界は団塊の世代を中心としたシニア層に支えられている所が多く見られます。ここ数年後にはこの世代のプレー回数が少なくなり、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。ゴルフの活性化を図るため、プレーヤーのニーズに答え、女性プレーヤーの拡大、ジュニア育成及び会員の若返りが急務であり、これらがスムーズに実行されなかった場合、業績と財政に大きな影響を及ぼす可能性があります。
保証金返還について
日本の経済は、海外経済の減速の影響がみられるものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移するなど緩やかな増加が続きました。しかしながら、当ゴルフ業界におきましてはゴルフ人口の減少から会員権相場が低迷しており、高齢等によりプレーをされなくなった会員からの保証金返還請求が増えつつあります。今後これらの返還請求が一度にあった場合、自己資金が不足する可能性があります。