半期報告書-第43期(平成26年9月1日-平成27年8月31日)

【提出】
2015/05/28 13:26
【資料】
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【項目】
50項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、全ての重要な点において虚偽の記載及び記載すべき事項の記載漏れはなく、採用した会計方針及びその適用方法並びに見積りの評価も含めて適正に表示しております。
(2)当中間会計期間の経営成績の分析
当中間会計期間の経営成績は、入場者数がメンバー2,939名、ビジター17,595名、合計20,534名となり、前年同期に比べ436名(2.1%)の減少になりましたが、客単価が前年同期に比べ248円増加したこと等により営業収入(売上高)は、207,068千円(前年同期比0.04%増)を計上しました。一方、販売費及び一般管理費につきましては、松喰い虫対策費用の計上等により、54,510千円(前年同期比30.1%)増加しました。その結果、経常損失21,780千円(前年同期は経常利益31,858千円)、中間純損失16,307千円(前年同期は中間純利益23,154千円)になりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
ゴルフ場業界を取り巻く経営環境は非常に競争が厳しく、ダンピングによるプレー料金の値下げ及び自然環境の変化が当社の経営に影響を及ぼす要因となります。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社といたしましては、これらの状況を踏まえて、来場者に満足していただけるように質の高いコース整備・社員教育の充実を計り、魅力あるゴルフ場づくりに努めていく所存であります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローの減少は、減価償却費の計上等による資金の獲得はあったものの、松喰い虫対策費用の計上等に伴う税引前中間純損失及び法人税等の支払い等により55,428千円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローの減少は、固定資産の取得による支出等により7,169千円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの増加は、新規借入による収入等により45,791千円となりました。その結果、当中間会計期間の現金及び現金同等物の中間期末残高は、92,143千円となりました。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社は開場以来、メンバーシップのゴルフ場として歩んできました。このような形態を取ることにより、メンバー相互間の親睦をはかり、クオリティーのより高いゴルフ場を目指して、来場者の増加を図りたいと考えています。また今後も、プロゴルフトーナメントを積極的に行い、全国的にアピールして行きたいと考えております。