訂正有価証券報告書-第12期(平成25年5月1日-平成26年4月30日)

【提出】
2016/07/21 10:35
【資料】
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【項目】
69項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)関連当事者との取引について
当社設立時の親会社である大東開発㈱が当社を会社分割にて新設する以前から有していた銀行借入金の一部を平成14年3月に水谷建設㈱により肩代りされましたが、当該借入金について、当社ゴルフ場の土地・建物の一部を担保に供しております(当事業年度末現在銀行借入金等1,382,085千円)。
また、当社の銀行からの借入金に対して、当社元代表取締役水谷紀夫が保証を行っております。
(2)訴訟について
①経緯
涼仙ゴルフ倶楽部の複数の会員から当社を被告として大東開発㈱(当社を会社分割にて新設した分割元の会社)の預託金債務の返還を求める訴訟を提起されておりましたが、それらの訴訟の一部につき、最高裁判所において当社敗訴の判決を受けました。
②今後の見通し
上記判決を受け、当社においても大東開発㈱に残存する預託金債務残高について当社から返還する必要性が高まったことから、大東開発㈱にて預託金債務の株式化のために保有する当社株式の時価評価額を除く全額を損失負担見込額として訴訟損失引当金に計上しております。
(3)重要事象等について
当社においては、下記の事象又は状況が存在しております。
当社の事業活動に不可欠な重要な資産であるゴルフ場の固定資産等が平成25年4月1日に会社更生計画の認可決定を受けた水谷建設㈱の銀行借入金等1,382,085千円の担保として差し入れられていることから、今後担保提供先の銀行と被担保債務の一部減額交渉を行う必要性が生じております。
さらに、第10期事業年度において、減損損失及び担保提供損失引当金繰入額等の計上により当期純損失7,188,894千円の計上を行い、その結果、当事業年度末では414,753千円の債務超過となっております。
これにより、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。