有価証券報告書-第172期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/26 14:41
【資料】
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【項目】
139項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
当社は、持株会社体制に移行することを目的に、2019年2月19日開催の取締役会及び2019年3月28日開催の株主総会において吸収分割契約を締結することについて決議し、2020年1月1日付で当社の事業を承継会社に継承いたしました。
これに伴い、当社は2020年1月1日付で「株式会社電通グループ」に商号変更し、持株会社へ移行いたしました。
(1)取引の概要
①対象となった事業の名称またはその事業の内容
広告および広告関連事業
②企業結合日
2020年1月1日
③企業結合の法的形式
当社を分割会社とし、当社の100%子会社である株式会社電通承継準備会社(2020年1月1日付で「株式会社電通」に商号変更)を承継会社とする吸収分割
④結合後企業の名称
分割会社:株式会社電通グループ
承継会社:株式会社電通
⑤その他取引の概要に関する事項
当社および当社グループを巡る事業・経営環境は急激に変化しており、今後も、一連の変化に適切かつ迅速に対応し、当社グループの持続的な成長を達成するためには、グループ&グローバルの観点から社内外の経営資源の獲得と配分を適時に実現し、多様性に富んだ人材マネジメントと開かれた組織文化の醸成を一層促進するとともに、最適なグループ・ガバナンスを実現する体制の確立が急務となっています。
こうした課題認識に基づき、日本市場における事業変革の推進、および海外本社「電通イージス・ネットワーク(現 電通インターナショナル)」を中核とするグループ海外事業の成長モメンタムの維持と一層の発展、そしてこれらを包含する当社グループ総体としての持続的成長を図る上で、純粋持株会社体制に移行いたしました。
(2)実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。
なお、分割、承継された資産・負債の金額は以下のとおりであります。
流動資産 440,570百万円
固定資産 47,473百万円
流動負債 397,105百万円
固定負債 21,930百万円