四半期報告書-第172期第2四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/13 15:45
【資料】
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注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、要約四半期連結財務諸表(IFRS)

4.重要な会計上の判断、見積りおよび仮定
当社グループは、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費
用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を用いております。見積りおよび仮定は、過去の実績や
状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら実際の
結果は、その性質上、見積りおよび仮定と異なることがあります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見
積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積りおよび仮定は、前連結会計年度に係
る連結財務諸表と同様であります。
なお、新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大による重要な会計上の判断、見積りおよび仮定への影響は、以下のとおりです。
・収益認識、棚卸資産及び引当金等の評価
2020年3月24日、国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を延期し、2021年夏までに開催することで合意した旨の共同声明を発表しました。上記延期に伴い、延期を前提としていない場合と比較して、主に以下の領域における当社グループの会計上の判断および見積り、ひいては当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
・収益認識
・棚卸資産等の評価
・引当金、偶発負債の評価
これらについては、当第2四半期連結会計期間において入手可能な情報に基づき最善の判断および見積りを行っておりますが、現時点において確定していない内容も多いことから、実際の結果は当該判断および見積りと異なる可能性があります。
・のれんの減損テスト
当社グループでは、海外事業におけるAPAC地域(アジア太平洋)および海外事業におけるそれ以外の地域(EMEA地域およびAmericas地域)ののれんに対して、毎年10月1日を基準日として減損テストを実施しています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による現在の経済状況の悪化を鑑み、これをのれんが減損している可能性を示す兆候が存在しているものとして、当第2四半期連結会計期間末においても減損テストを実施しました。詳細は、「6.のれんの減損テスト」をご参照ください。