(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度等を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。また、一部の連結子会社は、退職一時金制度を採用しており、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)

	前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
退職給付債務の期首残高	931	1,017
会計方針の変更による累積的影響額	86	―
会計方針の変更を反映した期首残高	1,017	1,017
勤務費用	52	53
利息費用	6	5
数理計算上の差異の発生額	36	16
退職給付の支払額	△93	△55
その他	△1	0
退職給付債務の期末残高	1,017	1,038

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)

	前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
年金資産の期首残高	754	878
期待運用収益	26	30
数理計算上の差異の発生額	78	△32
事業主からの拠出額	104	106
退職給付の支払額	△85	△44
年金資産の期末残高	878	938

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円)

	前連結会計年度 (平成27年3月31日)	当連結会計年度 (平成28年3月31日)
積立型制度の退職給付債務	1,002	1,022
年金資産	△878	△938
	123	83
非積立型制度の退職給付債務	15	15
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額	138	99
退職給付に係る負債	138	99
退職給付に係る資産	―	―
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額	138	99

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)

	前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
勤務費用	52	53
利息費用	6	5
期待運用収益	△26	△30
数理計算上の差異の費用処理額	5	1
会計基準変更時差異の費用処理額	41	―
その他	7	7
確定給付制度に係る退職給付費用	86	38

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)

	前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
会計基準変更時差異	41	―
数理計算上の差異	47	△47
合計	88	△47

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)

	前連結会計年度 (平成27年3月31日)	当連結会計年度 (平成28年3月31日)
未認識数理計算上の差異	△75	△28

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

	前連結会計年度 (平成27年3月31日)	当連結会計年度 (平成28年3月31日)
債券	49.9%	55.4%
株式	19.6%	12.5%
一般勘定	20.3%	18.4%
現金及び預金	4.0%	2.5%
その他	6.2%	11.2%
合計	100.0%	100.0%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

	前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)	当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
割引率	0.6%	0.6%
長期期待運用収益率	3.5%	3.5%