有価証券報告書-第47期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 10:54
【資料】
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【項目】
122項目

研究開発活動

(1) 研究開発活動の体制
当社グループは多様化・高度化する顧客ニーズや次世代の技術革新に対応するための研究開発活動を行っております。ソフトウェア開発事業においては、セキュリティ関連やクラウド、モバイル関連等、今後の事業基盤となる技術の研究開発を進めております。また、エンベデッド・ユビキタス/半導体関連事業においては、ファクトリーオートメーション関連やスマートアグリ関連の研究開発を進めております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は51百万円であります。
(2) 研究開発活動の実施状況
a セキュリティ関連業務アプリケーションに関する研究開発
生体認証関連セキュリティソリューション開発の一環として、顔認証を核とした研究開発を推進し、Windowsログオン・打刻システム・シングルサインオン等の製品パッケージ化を行っております。また、セキュリティ分野に限らず他の分野への顔認識技術を使用した画像処理システムの研究開発に取り組んでおります。
b ソフトウェア関連基盤に関する研究開発
先端技術を調査分析して、様々な開発・運用条件に最適となるシステムアーキテクチャ設計技術の向上に取り組んでおります。また、近年活用され始めたエンタープライズ環境でのクラウドコンピューティングやモバイル端末の活用に関する技術調査、ソリューションビジネスにおける様々なITソリューションについて調査検証を実施しております。
c ファクトリーオートメーションに関する研究開発
工場の生産ラインにおける、品質向上、生産効率化、トレーサビリティ等の課題解決をご支援するファクトリーオートメーション関連事業において、自動検査装置の製品化に向けた研究開発に取り組んでおります。
d スマートアグリに関する研究開発
農業(アグリ)分野におけるIT活用の一環として、農業用ハウス内の環境測定から装置制御まで、無線センサーを応用して自動コントロールする監視・制御システムの製品化に向けた研究開発に取り組んでおります。