有価証券報告書-第45期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/23 13:00
【資料】
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【項目】
107項目

研究開発活動

当連結会計年度における当社グループの研究活動状況は次のとおりであります。
膨大なデータを分析し様々な用途に活用しようというビッグデータ時代において、当社のクラウドサービスも企業が抱える課題や顧客の要望の変化にいち早く対応することが求められております。
当社グループでは、高度な安全性と最新テクノロジーを備えた次世代型データセンターを核に、クラウドコンピューティングサービスを合わせて提供することで、競合他社と差別化を図り、景気に影響されないバランスの取れた事業収益の基盤づくりと事業拡大に努めております。ビッグデータ活用の多様化に対応するため、OSS(Open Source Software)、クラウドストレージ、仮想化基盤連携、開発フレームワーク技術の調査及び実証実験を行い、クラウドサービス開発技術の研究に取り組みました。
OSSのクラウドサービスへの適用方法やビッグデータ解析ツールの有効性やメリット・デメリット、REST APIでクラウドストレージを操作する技術、仮想化基盤をWebブラウザから操作する管理コンソールの開発技術、モバイルアプリケーションの開発で利用する開発フレームワークの基礎技術を蓄積しました。
以上の結果、当社グループは、当連結会計年度において事業活動と並行してクラウドサービス開発技術をクラウドサービス基盤に適用することを実現しました。
なお、当連結会計年度における研究開発費用は、52,252千円であります。