有価証券報告書-第53期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 11:56
【資料】
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【項目】
110項目

対処すべき課題

当社グループを取り巻く環境は、引き続き価格競争の激化により売上が減少し、原価の大部分を占める人件費の上昇が見込まれるなど、厳しい状況が続くものと予想されます。
当社グループでは、ビルメンテナンス事業において、ファシリティマネジメントを活用したエコチューニング等の省エネ・省コスト提案や顧客が保有している資産の有効活用の提案等に重点を置いた営業展開を進め、需要の掘り起しによる売上拡大を目指します。また、人件費上昇や人手不足が見込まれる中、引き続き作業工程の見直しや機械化の促進等の効率化を図ってまいります。不動産事業においては、不動産市況に応じ柔軟に対応することにより、売上利益の拡大を目指します。また、介護事業においては、入居者の皆様へのサービス品質をさらに高め、より満足度の高い施設運営を行い、収益の改善を図ってまいります。フランチャイズ事業においては、店舗の見直しも含めた適切な対応を行ってまいります。
海外の展開については、国内で培ったノウハウを活かし、東南アジアを中心とした事業の拡大を図ってまいります。