有価証券報告書-第52期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 9:10
【資料】
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【項目】
120項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の制度として、退職一時金制度及び厚生年金基金制度(総合設立型)を、また、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を採用しております。
当社及び一部の国内連結子会社は、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、このうち、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しております。
なお、一部の国内連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
2 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((2)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付債務の期首残高1,209百万円1,212百万円
会計方針の変更による累積的影響額-68百万円
会計方針の変更を反映した期首残高1,209百万円1,280百万円
勤務費用78百万円97百万円
利息費用15百万円12百万円
数理計算上の差異の発生額3百万円86百万円
退職給付の支払額△94百万円△71百万円
退職給付債務の期末残高1,212百万円1,406百万円

(2)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高233百万円193百万円
退職給付費用45百万円19百万円
退職給付の支払額△85百万円△40百万円
退職給付に係る負債の期末残高193百万円172百万円

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
積立型制度の退職給付債務--
年金資産--
--
非積立型制度の退職給付債務1,406百万円1,579百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,406百万円1,579百万円
退職給付に係る負債1,406百万円1,579百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,406百万円1,579百万円

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
勤務費用78百万円97百万円
利息費用15百万円12百万円
数理計算上の差異の費用処理額17百万円17百万円
過去勤務費用の費用処理額35百万円35百万円
簡便法で計算した退職給付費用45百万円19百万円
確定給付制度に係る退職給付費用192百万円182百万円

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
過去勤務費用-△35百万円
数理計算上の差異-69百万円
合計-34百万円

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
未認識過去勤務費用320百万円285百万円
未認識数理計算上の差異161百万円230百万円
合計481百万円515百万円

(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当連結会計年度
(平成27年3月31日)
割引率1.3%0.7%

3 確定拠出制度
当社及び国内連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度129百万円、当連結会計年度133百万円であります。
4 複数事業主制度
確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の厚生年金基金制度への要拠出額は、前連結会計年度351百万円、当連結会計年度374百万円であります。
(1)複数事業主制度の直近の積立状況
① 当社及び主要な国内子会社の属する年金制度
前連結会計年度
(平成25年3月31日現在)
当連結会計年度
(平成26年3月31日現在)
年金資産の額14,231百万円16,331百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
最低責任準備金の額との合計額(注)
15,117百万円16,143百万円
差引額△886百万円188百万円

② その他の国内子会社の属する年金制度
前連結会計年度
(平成25年3月31日現在)
当連結会計年度
(平成26年3月31日現在)
年金資産の額20,541百万円22,173百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
最低責任準備金の額との合計額(注)
27,562百万円29,218百万円
差引額△7,021百万円△7,045百万円

(注) 前連結会計年度においては、「年金財政計算上の給付債務の額」と掲記していた項目であります。
(2)複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合
① 当社及び主要な国内子会社の属する年金制度
前連結会計年度 45.18% (自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
当連結会計年度 46.73% (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
② その他の国内子会社の属する年金制度
前連結会計年度 3.07% (自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
当連結会計年度 3.11% (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(3)補足説明
上記(1)①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の繰越不足金(前連結会計年度67百万円)、年金財政計算上の剰余金(当連結会計年度981百万円)及び過去勤務債務残高(前連結会計年度819百万円、当連結会計年度793百万円)であります。
本制度における過去勤務債務償還年数は20年であり、償還残余期間は当連結会計年度末時点においては15年であります。
なお、上記(2)の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。