有価証券報告書-第31期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/17 14:01
【資料】
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【項目】
152項目

研究開発活動

当社グループでは、各社の技術部門が顧客のニーズを踏まえた上で、新規サービス等の開発を行っております。ソリューション区分ごとの主な研究開発活動は次のとおりであります。
a. セキュリティソリューション
当社において、当社が提唱するサイバーレジリエンスを実現するための研究開発を実施しました。従来型のインシデントレスポンスではなく、初動対応に重点をおいたインシデントレスポンスにおけるリスク分析手法や調査・復旧の手順を確立する等の成果をあげております。
また、連結子会社のサイバートラスト㈱では、IoTデバイスのライフサイクル管理の仕組み・考え方におけるセキュアなソフトウェアのリモートアップデートに関する研究開発を行いました。組込みのセキュリテイ対策と課題に対して有効なセキュアOTA(Over the Air)のデモ環境構築といった成果を上げております。
b. ECサービス
連結子会社のフォントワークス㈱において、AR(Augmented Reality:拡張現実)及びVR(Virtual Reality:仮想現実)環境におけるフォントの使用方法について、大学と共同で研究開発を行いました。1つの組織に閉じないオープンイノベーションにより、AR/VR環境下における文字情報提示手法及びフォント特性を検証し、最適なフォントを特定するための実験を実施しました。
以上の研究活動における当連結会計年度における研究開発費は17百万円となりました。
なお、当社グループはICTサービス事業の単一のセグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。