有価証券報告書-第18期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/26 16:29
【資料】
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【項目】
98項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は、この連結財務諸表作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。なお、詳細につきましては、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度における総資産は、固定資産の取得や敷金等の差入れにより現預金等減少要因はあったものの、繰延税金資産が増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ171百万円増加の5,919百万円となりました。
負債については、賞与等の未払費用や未払法人税等が減少したものの、積極投資による経費の未払金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ176百万円増加し2,307百万円となりました。
純資産については、当期純利益を11百万円計上したものの、94百万円の剰余金配当を実施したこと等から、前連結会計年度末に比べ4百万円減少し3,611百万円となりました。
また、当連結会計年度の自己資本比率は前連結会計年度末より1.9ポイント減少し、61.0%となりました。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
売上高は、「cybozu.com」上で提供するクラウド製品の売上が増加したことに加えパッケージ製品への下押し圧力の影響が少なかったことから、売上が計画を上回って推移し、連結売上高は5,965百万円(前年同期比14.8%増)となりました。
② 営業利益及び経常利益
前連結会計年度に引き続き積極的な開発投資や広告宣伝投資を行なったため、営業利益が22百万円(前年同期比92.0%減)、経常利益は7百万円(前年同期比97.3%減)となりました。
③ 当期純利益
当期純利益は、投資有価証券売却益や関係会社株式売却損を計上したこと等から、11百万円(前年同期比94.0%減)となりました。
(4)資本の財源及び資金の流動性の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照ください。