四半期報告書-第46期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/14 10:10
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費増税後の影響が落ち着き、良好な企業収益や所得・雇用環境の改善に伴い、緩やかな回復基調で推移いたしました。
当フィットネス業界におきましては、健康寿命の延伸が目標とされる中、健康志向の高まりを背景に潜在的な需要は高い状況にあるものの、安価で気軽に通える小型店や専門化した中小型店の台頭、他業界からの参入などにより業界内での競争激化の傾向が見られました。
このような環境の中、当社グループは『0歳から一生涯の健康づくりに貢献する』という経営理念のもと、すべてのお客様にご満足いただける質の高いサービスの提供に努めてまいりました。
店舗数の状況につきましては、4月より業務受託1店舗「岬町健康ふれあいセンター」(大阪府泉南郡)、6月より新業態1店舗、女性専用HOTスタジオ「ヨガピス上馬店」(東京都世田谷区)の運営を開始し、当第1四半期連結会計期間末の店舗数は、直営124店舗、業務受託65店舗、その他業態19店舗の合計208店舗となりました。
会員動向につきましては、フィットネス会員、スクール会員とも前年を上回る水準で推移しております。
店舗運営につきましては、4月より新プログラムとしてSASSOシリーズ「健康寿命を延ばす教室」「ファイティングヨガ」「X-FIT体練魂」、女性向けビューティープロジェクトシリーズ「美脚エクササイズ」等、新しいサービス提供を行い、お客様満足度の向上に努めました。
また、法人向け事業では、会員企業数が前年を上回るとともに、新サービス「生活習慣病予防改善プログラム」やオフィス向け健康サービスが好評で順調に伸びており、企業や働く世代向けの健康増進に寄与しております。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けては、スポーツの価値向上・途上国のスポーツ環境向上等の国際的取組みをしている「スポーツ・フォー・トゥモロー」に参加いたしました。同時にウェブマーケティングとしてFacebookの有効活用に取組み、所属スポーツ選手の活躍の様子等を広くアピールできるよう環境を整えました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は12,745百万円(前年同期比2.1%増)、経常利益は773百万円(前年同期比25.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は498百万円(前年同期比31.3%増)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ884百万円減少し、40,731百万円となりました。その主な要因は、流動資産のその他が149百万円増加した一方で、現金及び預金が817百万円、有形固定資産が163百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,183百万円減少し、23,555百万円となりました。その主な要因は、前受金が393百万円増加した一方で、借入金が972百万円、流動負債のその他が240百万円減少したこと等によるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ299百万円増加し、17,175百万円となりました。この結果、自己資本比率は、42.1%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、36百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。