当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、453百万円(前年同期比24.2%減)と前年同期を下回る結果となりました。しかし、建設コンサルタント事業において採算性の高い案件を効率的に実行したこと及び投資事業において未稼働物件の固定費負担がなくなり収益性が改善したことにより、原価率は前年同期より改善する結果となりました。そして、前連結会計年度より引続き固定費の削減に努め、販売費及び一般管理費は261百万円(前年同期比5.1%減)と前年同期を下回る結果となりました。しかし、売上総利益の減少を賄うには至らず、当第3四半期連結累計期間では22百万円の営業損失(前年同期は38百万円の営業損失)となりました。
営業外収益については、受取利息43百万円及び海外連結子会社の有償減資に伴う為替差益158百万円等を計上した結果、221百万円となりました。営業外費用は、借入金に係る利息5百万円等を計上した結果6百万円となりました。この結果、191百万円の経常利益(前年同期は105百万円の経常損失)となりました。
また、固定資産売却益8百万円及び新株予約権戻入益12百万円を特別利益に計上したほか、保有遊休不動産に係る減損損失0百万円を特別損失として計上した結果、211百万円の税金等調整前四半期純利益(前年同期は124百万円の税金等調整前四半期純損失)となりました。そして法人税等78百万円を計上した結果、133百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益(前年同期は155百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と前年同期と異なり最終利益は黒字に転じました。当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は次のとおりです。
2023/11/13 15:34