2020年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
- 【提出】
- 2020年3月25日 15:00
- 【資料】
- 2020年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
- 【修正】
- 業績
勘定科目 | 自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 |
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業績予想の修正について | |
売上高 | |
前回予想 | 103,000 |
予想 | 105,000 |
増減額 | 2,000 |
増減率 | +1.9% |
前期実績 | 98,232 |
営業利益 | |
前回予想 | 2,500 |
予想 | 1,530 |
増減額 | -970 |
増減率 | -38.8% |
前期実績 | 1,428 |
経常利益 | |
前回予想 | 2,400 |
予想 | 1,500 |
増減額 | -900 |
増減率 | -37.5% |
前期実績 | 1,501 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | |
前回予想 | 650 |
予想 | -250 |
増減額 | -900 |
増減率 | - |
前期実績 | 462 |
1株当たり当期純利益 | |
前回予想 | 21.39 |
予想 | -8.23 |
前期実績 | 15.25 |
業績予想修正の理由
2020年3月期通期連結業績予想につきましては、売上高は医薬品ネットワーク部門において加盟件数が順調に推移したこと、調剤薬局部門において高額薬剤の取り扱いの増加により処方箋単価が上昇したこと等により、前回予想を上回って推移しています。利益面につきましては、調剤薬局部門において新型コロナウィルス感染症の影響による受診控えやインフルエンザウィルス感染が例年を下回って推移していること等により、1月以降処方箋応需枚数が予想比▲10.3%と大幅に減少し約600百万円の粗利益の減少が見込まれること、及び2019年10月の薬価改定により後発医薬品の価格が想定以上に下落したこと等に伴う仕入価格の予算差異が見込まれること等により、前回予想を下回る見込みであります。
以上の要因により、上表のとおり業績予想を修正いたします。なお、修正後の経常利益予想が1,500百万円でありながら親会社株主に帰属する当期純利益が250百万円の純損失となるのは、過去のM&Aに伴うのれんの償却費(販売費及び一般管理費)や減損損失(特別損失)等、法人税等の計算において損金に算入されない費用を計上したこと等に伴うものです。ただし、のれんの償却費や減損損失は会計処理上の費用であり、これらによるキャッシュフローの流出はありません。なお、本資料に記載の金額は現在の会社試算であり、監査法人による会計監査は受けておりません。
また、配当につきましては、上記キャッシュフローの状況に鑑み安定配当を継続する方針であることから、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。※上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。●今後の取り組み今後の事業環境につきましては、当面は新型コロナウィルス感染症の影響が継続すると見込まれることから、調剤薬局部門においては一定の範囲で不安定な要因となり得ると考えております。
一方、グループ全体としては、医薬品ネットワーク加盟店が順調に増加していること、2020年4月の診療報酬改定が当社が推進してきた地域薬局としてのかかりつけ機能の発揮に沿った方向であること、サービス付き高齢者向け住宅ウィステリアの入居率が着実に上昇していること、薬局業務の効率化に向けたIT投資が一巡すること等から、環境変化に適切に対応し、収益を安定的に計上できる体制を構築してまいります。