有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 海外事業
米国シリコンバレーでは、テック系企業での大規模レイオフや複数の銀行の経営破綻による金融不安、さらなる利上げ予測などから企業を取り巻く環境は厳しくなっておりますが、米国子会社は、在シリコンバレー日系企業からの、スタートアップ企業が持つ要素技術の有効性を確認するPoC開発検証業務の受注が好調であることに加え、自動車関連をはじめとした製造業からのシステム開発・検証業務の継続受注もあり、堅調に推移しております。
また、米国子会社の出資先である米国ONE Tech社は、独自開発したAIの『MicroAI™』の販売に注力しました。
もう一つの出資先である米国StrongKey社は、データの暗号化とFIDO認証によるセキュリティ対策サービスが米国の大手企業へ新たに採用されたほか、インターネット通信を安全に行うためのPKIサービス(Public Key Infrastructure、公開鍵暗号基盤)を、スマートホームの新通信規格「Matter」に対応させてリリースし、スマートホームIoTデバイスなどの関連企業からの引き合いが増加しております。
これらの結果、当事業の売上高は36百万円(前年同期比8.5%増)、営業損失は2百万円(前年同期は営業損失10百万円)となりました。2023/08/08 9:47