臨時報告書

【提出】
2019/04/10 16:02
【資料】
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提出理由

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日
平成31年4月10日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
①のれんの減損損失の計上
当社の連結子会社であります株式会社プロケアラボ(旧社名エムアンドケイ株式会社)におきまして、直近の業績見込み並びに来期の事業計画等を勘案した結果、当初の利益計画には及ばないことが明らかになったため、連結決算において153百万円を減損損失として、特別損失に計上いたしました(これと関連して、個別決算上は、投資損失引当金繰入額として特別損失174百万円を計上しております。当該投資損失引当金繰入額174百万円は、連結上相殺消去されますので、連結上は、先に記載した153百万円の減損損失のみの計上となります。)。
なお、この減損処理等により、のれんの未償却残高はゼロとなるため、2020年2月期ののれん償却額はゼロとなる見込みです。
② 固定資産の減損損失の計上
当社グループの平成2020年2月期の見込みは、売上高690百万円、営業損失160百万円、経常損失170百万円、親会社株主に帰属する当期純損失150百万円となっており、当社グループでは、当社グループの保有する事業用資産の全額を回収することは困難と判断し、特別損失として減損損失を個別決算上1百万円、連結決算上25百万円を計上いたしました。
③ 子会社株式評価損の計上
当社の連結子会社であります株式会社ビットワン及び株式会社マイニングワン等について、同社の事業環境及び今後の見通し等を勘案し、個別決算において、それぞれ子会社株式評価損220百万円及び9百万円の合計230百万円を特別損失として計上いたしました。
なお、上記子会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
④ 貸倒引当金繰入額の計上
当社の連結子会社であります株式会社ビットワン、株式会社マイニングワン、BIT ONE HONG KONG LIMITED及びFASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.に対して有する未収入金や貸付金等の金銭債権について、同社の事業環境及び今後の見通し等を勘案し、個別決算において、それぞれ貸倒引当金を設定し、貸倒引当金繰入額800百万円を特別損失として計上いたしました。
なお、上記貸倒引当金繰入額は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
上記の特別損失の計上は評価に関する損失であり、金銭支出を伴う損失では無いため、当社の資金繰りに影響はございません。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象の発生により、平成31年2月期において、下記のとおり特別損失として計上いたしました。
《個別》
投資損失引当金繰入額 174百万円
固定資産の減損損失 1百万円
子会社株式評価損 230百万円
貸倒引当金繰入額 800百万円
《連結》
のれんの減損損失 153百万円
固定資産の減損損失 25百万円