臨時報告書

【提出】
2017/08/15 16:39
【資料】
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提出理由

当社は、平成29年8月10日開催の取締役会において、特定子会社の異動を伴う子会社取得を行うことを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号及び第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

1.子会社取得の決定について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告内容)
(1)取得対象子会社に関する事項
①商号株式会社ネクス・ソリューションズ
②本社の所在地東京都港区南青山五丁目4番30号
③代表者の氏名代表取締役 石原 直樹
④資本金の額300百万円 (平成28年11月30日現在)
⑤純資産の額645百万円 (平成28年11月30日現在)
⑥総資産の額1,333百万円  (平成28年11月30日現在)
⑦事業の内容コンピュータのソフトウェアおよびシステムの設計、開発、販売および保守、管理ならびにコンサルティング業務
⑧最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
決算期平成27年7月期平成27年11月期平成28年11月期
売上高1,412百万円767百万円2,504百万円
営業利益△26百万円35百万円48百万円
経常利益△31百万円37百万円49百万円
当期純利益△49百万円57百万円30百万円
⑨提出会社との間の関係資本関係該当事項はありません。
人的関係取締役が1名兼務しております。
取引関係当社は、当該会社よりシステム開発を受注しております。

※1 平成27年7月期は平成26年12月1日~平成27年7月31日の8ヵ月の変則決算であります。
   ※2 平成27年11月期は平成27年8月1日~平成27年11月30日の4ヵ月の変則決算であります。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は、40年以上にわたり金融業をはじめ、製造・公共・流通等のシステム開発の実績を有しており、現在、フィンテック関連ビジネスを戦略的注力領域に掲げ、ブロックチェーン実証実験のサポート、ビットコイン決済に係る開発、AI株価予想システムの開発等、様々な取り組みを行っております。中期経営計画「新たな成長に向けた攻めのステージへ」において、平成33年10月期の売上高を300億円(内、フィンテック関連ビジネスの売上を120億円)、営業利益を42億円とする数値目標を掲げており、中期経営計画の達成を目指すとともに、フィンテック関連ビジネスの急速な拡大のチャンスを活かすため、積極的にM&Aを行う方針であります。
この方針のもと、このたび当社は、システム開発事業を行うネクス・ソリューションズの株式の一部を取得することといたしました。
ネクス・ソリューションズはネクスグループの完全子会社であり、製造・金融・流通・社会公共などの業種におけるコンサルテーションから設計・構築・運用・保守のシステム開発事業を主に西日本(名古屋・大阪・福岡)において行っており、地域の有力顧客からシステム開発を請け負っております。なお、平成25年12月11日付「当社と株式会社ネクスの子会社である株式会社ネクス・ソリューションズとの会社分割(簡易吸収分割)契約締結に関するお知らせ」にて当社が開示しましたとおり、ネクス・ソリューションズは、当社の西日本事業本部(名古屋・大阪・福岡)を吸収分割し、ネクス・ソリューションズに承継いたしました。平成25年12月当時、当社は財務体質の改善が喫緊の課題であり、西日本事業本部をネクス・ソリューションズに吸収分割の形で承継することで、財務体質強化を図り、当社の経営資源を関東を中心とした事業へ集中し、企業価値を向上させることを目指しておりました。分割後もネクス・ソリューションズは、当社の持分法適用関連会社でありましたが、その後の株式交換を経て、ネクスグループの完全子会社となっております。さらに、当社は平成27年6月にネクスグループの子会社となり、現在では同社の持分法適用関連会社となっております。
吸収分割後において、当社は、第三者割当増資の実施および経営陣の入替等を行うと共に、新経営陣のもとで不稼働資産の売却および有利子負債圧縮や徹底した経費削減等、様々な財務改善策や業務の効率化を推し進め、当第2四半期(平成29年4月)においては、有利子負債の圧縮に加え、第5回新株予約権行使、利益の積上げ等により、自己資本比率が前連結会計年度末の21.7%から40.3%へと大きく改善しております。また、本年6月においては、第5回新株予約権の全てが行使されたことにより、当社はM&A資金の準備が出来ている状態であります。これらの状況のもと、当社といたしましては、再び全国規模でのシステム開発事業を展開すべく、ネクスグループに対しネクス・ソリューションズを当社の子会社とする件について申し入れを行い、今回の株式譲渡の内容で合意に至りました。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
株式会社ネクス・ソリューションズの普通株式 285百万円
アドバイザリー費用(概算額) 3百万円
合計(概算額) 288百万円
2.特定子会社の異動について(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号に基づく報告内容)
(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容、並びに当該異動の前後における当社所有に係る特定子会社の議決権の数及び特定子会社の総株主等の議決権に対する割合
名称株式会社ネクス・ソリューションズ
住所東京都港区南青山五丁目4番30号
代表者の氏名代表取締役 石原 直樹
資本金の額300百万円 (平成28年11月30日現在)
事業の内容コンピュータのソフトウェアおよびシステムの設計、開発、販売および保守、管理ならびにコンサルティング業務
当社の所有に係る特定子会社の議決権の数異動前   -個
異動後6,131個
総株主等の議決権に対する割合異動前   -%
異動後51%

(2)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
当社は平成29年8月10日開催の取締役会において、株式会社ネクス・ソリューションズの株式を取得し、子会社化することを決議いたしました。これに伴い、当該子会社の純資産の額が当社の純資産の額の100分の30以上に相当し、特定子会社に該当するためであります。
②異動の年月日
平成29年8月10日